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カタカナを多用していた時代

telescopeの回答

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  • telescope
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回答No.4

「カタカナ」は、漢字の一部を省略したり、簡略化したりしてできました。「阿」→「ア」、「伊」→「イ」など。 「ひらがな」は、漢字の草書体をくずした草仮名が元になっています。現在は「あ」は「安」が元になったものを使っていますが、「安」のほかに「悪」「阿」などからきたものがあります。 ひらがなが現在の形に統一されたのは、明治33年(1900年)の文部省『小学校令第十四号』と『施行規則』によってです。それ以外の仮名は、排除されましたが、「変体かな」として残っています。それまでは、小学校でも「変体かな」を教えていました。当時は、「変体かな」ではなく、それも含めて「ひらがな」でした。 「変体かな」の一覧表でもないかと探したのですが、適当なものが見つかりませんでした。以下のURLに一部ですが載っています。 http://kan-chan.stbbs.net/word/hentai.html http://www.dx.sakura.ne.jp/~kameno/omikuji/kana.html 「変体かな」は、今でも、「そば屋」の暖簾や看板で見ることができます。 「カタカナ」「ひらがな」とも、明治から戦前にかけての小学校で教えていましたが、より簡潔であった「カタカナ」を先に習っていました。これは、昭和22年に国民学校がなくなり、新しい学制がはじまるまで続きました。 http://s-lib.sap.hokkyodai.ac.jp/shiryou/kokutei/shiryou.html 法令などの公文書は、文語体(漢文調)で書かれ、漢文の訓読に使われて来たカタカナ混じりの文章でした。 新聞も同じ紙面の中で、堅い記事はカタカナで、柔らかい記事はひらがなで書かれていたものもありました。 http://pweb.sophia.ac.jp/~kuwaha-k/jaasi1.htm

参考URL:
http://s-lib.sap.hokkyodai.ac.jp/shiryou/kokutei/shiryou.html
kyonn
質問者

お礼

お詳しいんですねー。 いろいろな情報を教えていただきとても参考になります。 ありがとうございました。

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