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「キロ」、「グラム」を使う前に、昔の日本はどのような重量単位を使っていたのでしょうか。

 日本語を勉強中の中国人です。日本の重量単位についてお聞きしたいことがあります。  今の日本は日常生活と一番かかわる重量単位は「キロ」、「グラム」ぐらいでしょうね。そこで、お聞きしたいのですが、「キロ」、「グラム」を使う前に、昔の日本はどのような重量単位を使っていたのでしょうか。古代から現代まで、歴史のまたがりが大きいため、あまりに多すぎると皆様のご迷惑をお掛けすると思いますので、日本の昔の一番重要な、よく使う重量単位、あるいは一般常識として知っておいたほうがよい単位を教えていただければ非常に嬉しいです。よろしくお願い致します。  自然な日本語の文章を書きたいと思いますので、よろしければ質問文の添削もお願いできれば有り難く思います。

  • 歴史
  • 回答数6
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tachiuo
  • ベストアンサー率32% (92/279)
回答No.3

最も主要な単位としては、貫(かん)=3.75kg、匁(もんめ)=3.75gという単位が使われていました。すなわち1貫=1,000匁です。例えば、昔の銅貨(銭=ぜに)の単位は文(もん)と言いますが、これは重量が1匁であったことに由来します。これは、メートル法が義務化されるまでは、一般に用いられていました。以前、私の両親(80代と70代)に尋ねたところ、両親でもメートル法でないと分からず、貫と言われてもよく分からないと言っていました。したがって、この単位になじみのある世代は、もはや日本にはほとんどいないということになります。なお、あなたの日本語は、そこらへんの日本の若者より正しい言葉です。近頃の日本人は、日本語をろくに書けません。嘆かわしいことですが…。日本語能力に自信を持ち、さらなる研鑽を期待します。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。  励ましていただき本当にありがとうございました。日本語の勉強、頑張ります!

その他の回答 (5)

  • Pinhole-09
  • ベストアンサー率46% (597/1294)
回答No.6

今までのみなさんの回答でほぼ尽きておりますが、若干補足させて頂きます。  長さを測る単位で、間,丁、里を知っていた方がよいでしょう。  間(けん)は6尺で約1.8メートル、丁(ちょう、町とも書く)は60間で約109メートル、富士登山の5丁目とか、番地の丁目にその名残(なごり)があります。里は36町で約3.9キロメートルです。  なお田、畑の広さの単位で町がありましたが、上記とまぎらわしいので、普通は町歩(ちょうぶ)といいます。  里は昔の中国でも使われていましたが、日本でも千数百年前はそれとほぼ同じの現在の六分の一の長さでした。貴国より伝わったものでしょう。  日本語を勉強されて今のダメな日本人より堪能になって下さい。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。中国の昔の単位に似ているものは多いのですね。大変参考になりました。  本当にありがとうございました。日本語の勉強、頑張ります!

  • taksony
  • ベストアンサー率40% (4/10)
回答No.5

下の人の回答にちょっと補足します。 「貫」が「かん」と紹介されています。勿論間違いではありません。ただ、「貫」を単独で使う場合は「かんめ」と言います。「三貫」なら「さんかんめ」です。 今でも一部の素材や商品は規格が尺貫法です。その関係の取り引きをしている人は当たり前に使っていますし、小売店では一般人相手に尺貫法で販売します。でも、一般受けはしないでしょうね。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。非常に参考になりました。  本当にありがとうございました。

  • tachiuo
  • ベストアンサー率32% (92/279)
回答No.4

私が回答を書いている間に、他の方が同じようなことを書いていました。悔しいので、若干補足しますね。メートル法以前の単位を尺貫法(しゃっかんほう)と言います。尺(しゃく)は長さの単位です。尺には曲尺(かねじゃく)と鯨尺(くじらじゃく)があり、前者の方が一般的で、身長はこちらで表しました。後者は、主に布を測るのに用いました。曲尺1尺は約30.3cm、鯨尺1尺はその1.25倍です。尺の十分の一を寸(すん)、尺の百分の一を分(ぶ)、尺の十倍を丈(じょう)と言います。これらは、先にも触れたように、もはや大多数の日本人がよくわからなくなっています。今でも、多少日本人になじみのある単位としては、体積の単位があります。上から石(こく)・斗(と)・升(しょう)・合(ごう)・勺(しゃく)・才(さい)です。石は約180リットルで、その後の単位は十分の一ずつしたものです。このうち、升や合は今でもなじみがあります(他の単位は知らない人の方が多いでしょう)。また、土地や家の面積をあらわす時に(今では非公式の単位ですが)坪(つぼ)があります。これは、6尺四方(すなわち畳2枚分)で、歩(ぶ)と同義語です。面積の単位は、次のようになっています。町(ちょう、約1ヘクタール)、町の十分の一が段(または反)(たん)、段(反)の十分の一が畝(せ)、段(反)の三百分の一が歩(坪)です。これらのうち、今日の日本人になじみのあるのは坪だけです。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございます。重量単位以外もいろいろ紹介していただき心より感謝いたします。覚えておきます。  本当にありがとうございました。

  • A98JED
  • ベストアンサー率28% (221/778)
回答No.2

貫(かん)3.75 キログラム、= 1000匁 匁(もんめ)、3.75グラム 斤(きん)= 600グラム=160匁

awayuki_ch
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。簡潔で理解しやすいと思います。とても参考になりました。  本当にありがとうございました。

noname#17171
noname#17171
回答No.1

以前は「尺貫法」に基づいていました。 参考URLに重さ以外も掲載されていますので、ご一読になられてはどうでしょうか?

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BA%E8%B2%AB%E6%B3%95
awayuki_ch
質問者

お礼

 早速のご返事ありがとうございます。「尺貫法」なのですね。残念ながら、お勧めのURLは開けませんでした。  本当にありがとうございました。

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