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1価銅の定量法を教えてください。
お金もないのですが,高校現場で2価銅から還元されて生じた1価銅の定量を考えています。 目的は,ビタミンC・E・ポリフェノール等還元性物質総量の定量です。 安価な指示薬などあればお教えください。
- Ligandable
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全銅量が測れるなら可能ではないでしょうか? 例えば、還元物質を加えるものと加えないもの(ブランク) の差をとればよいのです。一価銅ならば二価銅の半分の量しかヨウ化カリウムと反応しないですよね。(2Cu+→Cu+Cu2+の不均化で発生した二価銅と反応するので) 濃度は母液を統一することで、容積は各種器具を駆使して(笑)、定量してみてください。検量線を引いておくのも良いでしょうね。
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- act_chem
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予算の問題ですか・・・大変ですね。 水溶液中の銅一価イオンの安定性自体に不安が残りますが、例えばヨウ化カリウムのようなもので生成した一価イオンを沈殿として落とす方法はどうでしょうか? 確か二価イオンには反応しにくかったと思うので、もしかすると結構な収率で得られるかもしれません。ヨウ化銅自体は水にかなり難溶なので反応さえ進めば間違いなく落ちてくるはずです。ただし、空気中の溶存酸素によって反応した一価イオンがすぐに二価に戻される危険性は否めません。(グローブボックスを買うだけで300年分の部費が飛びますので・・・)
お礼
クリティカルなお答えありがとうございます。 ヨウ化カリウムの使用例があれば,ご紹介ください。 溶存酸素については,オイルトッピングか,リン酸塩で,どちらがよりクリアにできるか,試させてみたいと思います。 物化生地を問わない,何でも屋的部活動。鉱山巡検 等もあり部費は汲々ですが,近年には珍しい,生徒の 科学的要望に何とか答えられればと思います。 ありがとうございました。
補足
すみません。検索したところ,そのまま実験すると, 平気で2価銅を巻き込んで沈殿しそうで,ヨウ化カリウムは銅全体の滴定に用いられていました。現在検索していますが,1価銅のみ沈める条件をお教えください。 http://www.busitu.numazu-ct.ac.jp/suzuki/tshp/sanka.html http://gakuen.gifu-net.ed.jp/~contents/kou_nougyou/jikken/SubShokuhin/04/genri.html このサイトでは,ヨウ化カリウムで2価銅を測定しています。 よろしくお願い致します。
- lone_lynx
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ソモギー法による還元糖の定量が応用できるかもしれません。 ググってみてください。
お礼
ありがとうございました。ソモギは,糖やビタミンC用の方法と紹介されていた分,脂溶性の還元物質を含むケースには合わないのかと,勘違いしておりました。調べてみます。
- act_chem
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原理的にいえばCu2価→1価の変化によって吸光度が変化するのではないでしょうか?よってUVスペクトルなどで検量線を引いて観測するという案はどうでしょうか。 どのくらいの精度で求める必要があるかはわかりませんが、アセトニトリルのようなCu1価が安定なものであれば、金属銅粉を加えて攪拌し、残ったCu2価の量を見積もるなんてのも良いでしょうね。消費された銅粉の量から計算できると思いますが。
お礼
早速にありがとうございます。 ただ残念ながら,最小二乗法で検量線計算する位は努力でカバーできますが,分光光度計を買うだけで,年間予算を3~4年分オーバーしてしまいます。 可視物なら,コンピュータのパレット機能を流用して,ソバ用葉色板を作成したことありますが,UV相手ではつらいモノがあります。 指示薬で発色させて比べるか,滴定しかありません。 「高校現場」の現状について説明不足でした。申し訳ありません。 精度については,ビタミンC換算で試料100gあたり,10~200mg含まれるであろう抗酸化物総量を求めたいと考えております。 是非お教えください。
補足
高校現場の予算規模を書き忘れました。 色々あるのでしょうが,本校では年間15~20万程度です。それで40人×7クラス2学年分の選択者約350人分まかなうため,実験用植物は1年かけて増やしたり,野外から供給しています。動物も,ガソリン代自腹です。(イモリはお役目終われば元の田へ・・・) そのお余りで部活動が生き延びています(部費は年間1万)。 器具も予算もないのですが,場所と工作技術?とやる気だけの世界です。 Guchiになってすみません。 是非知的愛の手をお願いします。
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