エアコンの冷媒HFC134aの流量、圧縮機の出口、入り口の圧力

質問

エアコンの室外機にある冷媒HFC134aの流量、圧縮機の出口、入り口の圧力はどのくらいになっているかしっているかたおりませんか？実験でHFC134aを蒸気の状態で流してまた液体にしたいのですが、市販のエアコンの圧縮機を流用したほうが一番簡単ですよね。そんなに簡単にできそうにありませんか？ほかに簡単な方法がありましたらおしえてください

回答No.1

soundpower · ベストアンサー

なかなか回答が付かないようなのでちょっと考えてみました。
「エアコンの室外機」→家庭用ルームエアコンと連想された
方が多いかもしれませんが、家庭用ルームエアコンの冷媒は
HFC410Aで、HFC134aを使った製品は冷蔵庫とかカーエアコンに
なります。
また、圧縮機の入口、出口圧力は、運転時の熱交換量で決まり
ますから、おおまかでもコンデンサ（凝縮器）、エバポレータ
（蒸発器）の雰囲気温度がわからないと、答えようがないのです。
「実験で」とありますが、冷凍回路になんらかの改造を施す可能
性があるのでしょうか。もしそうなら、きちんと気密、耐圧試験
をする必要があります。一番圧力が上がるのが圧縮機の出口側
ですが、ここが弾けると大変危険です。

ご質問の件ですが、家庭用エアコンの中型（8～12畳）が、今年の
ような酷暑（外気温35℃）で、室外機は一応日陰に設置、室内の
設定温度約27度（ほぼフルパワー）で運転した場合、圧縮機入口
圧力は0.25～0.35MPa、出口圧力は1.2～1.5MPa程度になるかと思わ
れます。
流量は、圧縮機の型式（レシプロorロータリー）、１回転あたり
の公称容量、圧縮機入口圧力と温度から概算できます。直接流量を
測定するのは不可能ではありませんが、装置の大幅な改造と高価な
計測機器が必要になりますから、あまり現実的ではありません。