• ベストアンサー

忠臣蔵について

年末の定番といえばなんといっても「忠臣蔵」ですが、いままでのは皆浅野方から 描かれたものばかりです。「松の廊下事件」から「討ち入り」までを吉良方から えがいた文献のようなものがあれば教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • starflora
  • ベストアンサー率61% (647/1050)
回答No.1

    歴史と創作文学は混同されてはならないのです。現在流布している浅野と吉良、そして幕府のあいだで起こった事件についてのイメージは、主に、「仮名手本忠臣蔵」という、史実と相当に解離した江戸時代の劇のストーリーから造られています。第一に、「忠臣蔵」という呼び方そのものが、浅野方から見た視点ではありませんか。     元家老大石始め吉良邸に乱入した旧浅野家家臣の浪人たちは、「暴徒」に他ならないでしょう。幾ら幕府が、喧嘩両成敗の武家のルールを破ったからと言って、勝手に、よその屋敷で武装集団で押し入り、殺人を行ったことが、正義な訳がないでしょう。それはとまれ、参考URLに、短く、吉良上野介は名君だったという話しと、吉良の伝記を推薦しています。この本なら、事件を吉良側から見た記述があるでしょう。本は、Amazon.co.jp で調べると、現在もあるようです(なお、別にアマゾンで買う必要はありません。出版社・書名が分かるので、書店などで、また取り寄せて入手されればよいのです):     >6. 「新版 吉良上野介」   >鈴木 悦道 (著) 単行本 (1995/11/01) 中日新聞本社   >お取り寄せ   >価格: ¥1,400     この他にも、吉良を中心とした伝記的な本として、以下のものがあるようです:     >1. 「その日の吉良上野介」   >池宮 彰一郎 (著) 文庫 (1998/11/01) 新潮社   >通常2~3日以内に発送   >価格: ¥438     >2. 「吉良上野介の覚悟」   >中津 攸子 (著) 単行本 (2001/02/01) 文芸社   >お取り寄せ   >価格: ¥1,200     >3. 「義にあらず―吉良上野介の妻」   >鈴木 由紀子 (著) 単行本 (1999/05/01) PHP研究所   >在庫切れ   >価格: ¥1,400     >4. 「吉良上野介―討たれた男の真実」   >麻倉 一矢 (著) 文庫 (1998/11/01) PHP研究所   >在庫切れ   >価格: ¥571     >5. 「その日の吉良上野介」   >池宮 彰一郎 (著) 単行本 (1996/03/01) 新潮社   >お取り寄せ   >価格: ¥1,359     >7. 「赤馬物語―吉良上野介伝」   >松尾 和彦 (著) 単行本 (1993/03/01) 日本図書刊行会   >在庫切れ   >価格: ¥1,456     >8. 「大石内蔵助,吉良上野介」   >池波 正太郎 (著), 南條 範夫 (著) 文庫 (1989/12/01) 日本放送出版協会   >お取り寄せ   >価格: ¥1,456     >9. 「実像吉良上野介」   >鈴木 悦道 (著)   >お取り寄せ   >価格: ¥1,165  

参考URL:
http://www.kurikoma.or.jp/~imamuraa/iti/rekisi/shouunji/kira.html
obabasama
質問者

お礼

ありがとうございます。早速検索してみました。たいへん参考になりました。

その他の回答 (2)

回答No.3

先のお二方がきちんと学術書を挙げていらっしゃるのですが・・・、論文か何かに使われるのでしょうか? でしたら全く役に立ちませんが、その代わり面白いです。 「上野介の忠臣蔵」 清水義範著/文芸春秋社 これは、「上野介は実は老人ぼけが始まっていて、人の名前も思い出せず、浅野についうっかり失礼なことをしてしまったのである」という奇想天外なお話ですが、思いのほか説得力のある物語で、とても楽しめます。 学術書でなくともよいのであれば、ちょっと視点が変わって良いかもしれません。 が、あくまでこれはフィクションです。

obabasama
質問者

お礼

ありがとうございます。この本を探していました。

  • Eivis
  • ベストアンサー率29% (1122/3749)
回答No.2

私の読んだのは岩波新書の[忠臣蔵:松島栄一著]ですが、要領よく一番最初に出来た忠臣蔵の話とか書いてあります。 過去の参考文献の出典についても一通り出ていて、かなり専門的でいて、そこそこ一般向きという感じです。 この中に確か、吉良方から描いた本の事も書いてあったと思います、、、どの本を読めばよいかが分るでしょう!! 問題は古い本なので、再版されているかどうかです。 『忠臣蔵』 : その成立と展開 / 松島栄一著 岩波書店,1964.11

obabasama
質問者

お礼

どうもありがとうございます。

関連するQ&A

  • 忠臣蔵について

    もうすぐ、忠臣蔵の討ち入りの日になりますが、何故、浅野内匠頭が松の廊下で刃傷沙汰に及んだのか? 最新の信頼できる説では、どのような理由となっているのでしょうか?

  • 忠臣蔵とかで見る、江戸時代の城内での帯刀って?

    年末によく忠臣蔵をやってますが、いつも思ってましたが松の廊下で斬りかかる刀が皆さん随分小振りで、故三船敏郎さんがドラマ・映画で腰に下げていた胴田貫みたいにもう大きければ浅野さんも想いを遂げられたのにと思ってます。 まあ、あそこで吉良さんがお亡くなりになったら年末名物が一つ消えて寂しかったのでまあそれは良いとして、城内ではあまり大きな刀は下げてはいかなかったのでしょうか?何かルールでもあったのでしょうか。もしお知りに方おられたらご教授 よろしくお願いいたします

  •  忠臣蔵についてどうしても分からない事があります。

     忠臣蔵についてどうしても分からない事があります。 1・吉良の長男で米沢藩の殿様である上杉綱憲がオヤジの救援に行く時、どうして色部か、千坂が止めに入ったんですか?。行かせてやったらいいじゃあないですか。そりゃあ、まあ、祝日とか、何かの行事があるとか、昼間とかなら話は分かる。でも、深夜で何も特別な日でもないんでしょう。だったら救援に行かせればいいじゃあないですか。どのみち、行くも地獄、引くも地獄なんだから。行かせなくても世間の非難を一斉に浴びてお家が取り潰される事になるかもしれないのに。本当に失礼かもしれませんが、この2人、本当のアホか、ボケが来てるか、それともその両方かですな。 2・浅野長矩が松の廊下で吉良に斬りつけましたが、何で幕府は浅野に即日、切腹、お家断絶を命じたんですか?。これはあくまで2人の問題でしょう。だったら2人がそれなりの仲裁人を呼んで双方、納得した形で解決させるのが筋でしょうが。  大体、たかが廊下でしょうが、バカバカしい。そんなに上等な畳を使ってもいないでしょう。後で浅野家にクリーニング代を請求したらいいだけの話ですし、勅使には「これこれ、こう言う事なので誠に申し訳ありませんが、どうか延期して下さい。」と事情を説明すればいいだけの話でしょうが。向こうだって来たくて来た訳じゃあない。あくまで仕事で来てる訳ですし、こっちで来て欲しくて来てもらった訳じゃあないんだから。  勅使も「そうですか。それは大変でしたな。まあ、そんな緊急事態なら仕方ありません。天皇には私から事情を説明して後日、出直す事にしましょう。」と言う筈です。 3・松の廊下事件はこれはどう見ても殺人未遂じゃあなくて単なる傷害事件です。何でか?、それは吉良の傷が浅いからですし、殺す気なら刺せばいいのに斬りつけるではまず死にません。おまけにあの服装ではとてもよっぽど相手に近づかないと、斬り殺せません。まあ、傷の程度にもよりますが。    

  • 忠臣蔵

    忠臣蔵で有名な吉良氏ですが、討ち入りの後当主の吉良義周は「不届き」として改易、諏訪に幽閉されていますが、なんとなくすっきりしません。 ものの本では、武士が賊に襲われたときに刀を抜いて戦い、切り倒された場合は相続が認められるが、鯉口も切らずに切り倒されたり、後ろから切り殺された場合は士道不覚悟として断罪されることもあると書いてあった記憶です。 この吉良義周ですが長刀をふるって奮戦し、深手を負ったため祖父の隠れ場所から浅野の浪士たちの注意をそらす為、現場から離れようとして切られたという話も伝わっており、いきなり「不届き」だから断絶というのも厳しいと思っています。 討ち取られたのは隠居であって当主ではないのですから、後年の井伊直弼の例でも減封で済んでおり、このときも同道した家臣のうち戦ったものは相続が認められ、逃げたものは士道不覚悟で断罪されていますから、通常なら謹慎か減封程度だったのではないかと思います、事件の後の世論に流されたということでしょうか。。 いかがでしょうか。

  • 忠臣蔵の吉良は、殺されるほどの悪いことをしたのですか?

    「忠臣蔵」は人気のあるドラマです。 しかし、わたしはあまり感情移入ができません。 それは、ある人がエッセイで、「忠臣蔵は、よってたかって一人の老人をいじめ殺す陰湿な話だ」と書いてあるのを読んでからです。 吉良は本当に悪いこと(違法なこと)をしたのでしょうか? ドラマでは「いじめ」をしていたことになっていますが、史実ではどうでしょうか? 赤穂藩は上京した公家の接待をおおせつかり、それの後見役が吉良だったと思います。 もし接待に失敗すれば、吉良の責任になりますから、必死にアドバイスしたと思うのですが。 また、吉良さんは、名君だったという話も聞きます。 当時の人にとっては、討ち入り事件民が幕府に対する反発を代弁させて人気を博したと思います。 この事件が、現代の人にとっても痛快事であるのは何故でしょうか?

  • 私は忠臣蔵が大嫌いです。皆様はどうですか?

    私は子供の時から忠臣蔵の話が大嫌いです。 理由はどうあれ刀を抜いた(ルールを破った)のは浅野です。そして吉良の殺害にも失敗しています。浅野はルール違反で上司(徳川)に切腹させられます。 ここまでは「浅野という一人の無能な人間がいたんだな」ということで納得です。 ここからがグロテスクです。浅野の部下が報復として吉良を殺害するからです。部下が徳川を殺害するなら納得できます。でも吉良を殺害するなど奴隷の思想だと思います。昔の日本人はこんなグロテスクな話に共感でしょうか?皆様はどう思われますか?

  • 浅野内匠頭の乱心の原因

    江戸城、松の廊下の浅野内匠頭の刃傷事件。あの事件の真相はなんなんでしょう。結局いまだにわかっていないらしいですが将来確かな証拠がでてきて解明される可能性はあるのでしょうか。それとも永遠に霧の中ですか。真相解明ができる可能性の有無だけでも教えて下さい。赤穂浪士の吉良邸討ち入りの真の動機についてもいろいろ言われますがやはりあの浅野内匠頭の刃傷事件が気になります。

  • 忠臣蔵

    吉良少将は播州浅野への虐めに先立って、同じく勅使饗応役の任にあった石州津和野の亀井豊前守をも虐めていて、家老が機転を利かせて黄金製の源氏巻を届けて藩主の非礼を詫びた事で一転して優しく指導するようになったという件があったようですが、一度ならず二度となるとやはり吉良という人物にも大きな難があったのでしょうか? よく、吉良は名君で、浅野は人物・精神面に問題があったという言い方がなされるのを聞くのでどうなのかなと思いました。 浅野は叔父も刃傷沙汰の末に改易されていますが、この先例が松の御廊下での一件を思いとどまらせる要因とはなり得なかったのでしょうか。 素人の質問ですみませんが、ご意見を賜れれば幸甚です。

  • 「忠臣蔵」についていくつかの疑問

    こんにちは。「忠臣蔵」についていくつか質問をさせていただきます。全部にお答えいただかなくとも結構です。また、現在放映中のドラマには限りません。 1. 脇坂淡路守ですが、浅野が吉良を切りつけた後、自分の家紋をわざと汚し吉良を「無礼者」と罵ります。その際吉良は詫びていますが、吉良の方が地位は上ですよね?なぜ吉良は詫びているのでしょうか。パニックを利用しただけなのでしょうか。 2. 色々な資料を見ていると、忠臣蔵では悪役とされる吉良ですが、名君とも呼ばれているという表現を見ました。具体的にどのように名君だったのか知りたいのですが、エピソードやそれを紹介しているページなどはあるでしょうか。 3. これは忠臣蔵に限りませんが、当時の1両(小判1枚)は現在の価値に直すとどれくらいの金額なのでしょうか。 4. 私個人の感想なのですが、今ドラマ放映中の「忠臣蔵」はあまりに演技臭く、感情移入できず正直面白いとは思いません(見るのを止めました)。 ですが、番組公式サイトのBBSには良い評価のコメントがずらり(事前に管理者が選別しているので当然ですが)、他のサイトでも大抵そのようです。 私の周りでは私と同意見の方が多いのですが、実際どう思われますか?これは個人的な感想ですので賛否両論、実際に他の忠臣蔵を見たり読んだりされた方の感想をお聞きしたいです。 長文失礼致しました。

  • 忠臣蔵

    忠臣蔵は実話が基にされているそうですが、両親から、本当は赤穂の殿様が世間知らずでワガママ、 吉良上野介が名君だったと聞きました。 浅野の殿様は、本当は家臣やお家や藩のことを考えて、多少のことは我慢しなくてはいけなかったのに、 そういうことは考えず、ぶち切れてしまったダメ藩主で、吉良上野介の方は、実際はすごく領民の為を思っていたとか。 親のいうことですので、そうそう疑ってはいなかったのですが、これが本当でしたら、 どうしてそこまで話が変わってしまったのですか? ドラマではなく、実際がどうだったのかお分かりになる方、よろしくお願いいたします。