- ベストアンサー
炭酸について
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
確かに製造過程において、液体炭酸を使っている、あるいは、生成していることがありますが、炭酸飲料を飲んだ時、あるいは瓶などの蓋を開けた時出てくる気体は、高圧で水に溶け込んでいた二酸化炭素(炭酸ガス)が水から出てくるのが主であって、必ずしも、炭酸(H2CO3)が、水と二酸化炭素に分解して、二酸化炭素が出てくるのが主ではありません。 基本的には、高圧で水に溶かしておいた(または解けている状態を維持していた)二酸化炭素が、蓋を開けることで、圧力低下によって出てきます。炭酸も含まれていますが、それが、二酸化炭素の主要発生源ではありません。 また、炭酸は弱酸性で、確かに酸味がありますが、舌をひりひりさせるような強い酸味はなく、炭酸飲料を飲んだ時起こる、ひりひりする感じは、清涼感を増すために入れている、酸性風味料によるものです。また、水から発生する炭酸ガスが舌の感覚細胞を圧覚または痛覚刺激して、それがひりひりした感じに感じられるのです。 別に発泡性でなくとも酸性の強い飲料はありますが(例えば、酢がそうでしょう)、酢などを飲んでも、確かに、「すっぱい」とは感じますが、舌や喉がひりひり・ピリピリすることはありません。炭酸飲料の場合、弱酸性に、泡が発生して舌の感覚細胞を刺激するのが、ひりひりする原因のはずです(また、わさびが、そうであるように、舌などを刺激する物質があります。清涼感を増すため、こういう舌や口の粘膜などを刺激する原料を混ぜているのです。コカ・コーラは、原料に、そのような物質が含まれているようです)。
その他の回答 (5)
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
ちょっと、最初に簡単すぎましたか・・・? 「アク○リアス」を冷やしても、ピリピリ感はありませんから、やはり、炭酸ガスが原因だと思います。 粉末ソーダって、昔ありました。あれは、化学反応で二酸化炭素が出来るのですが、常圧で発生するので溶け込む量が少ないのではないでしょうか。 「ドライアイス・・」も常圧ですが、部分的に温度が低いので沢山溶けている? ぬるいと二酸化炭素自体の量が少なくなるので、たぶん、「気の抜けた」コーラをもう一回冷やしてもまずいでしょう。 炭酸水の場合電離度は低いので、イオンより、分子としての二酸化炭素で考えるべきでしょう。イオンなら、アク○リアスのほうがずっと多いはず。 泡の発生も、「何か」タネになるものがあると、そこから発生しやすくなるので、舌のように複雑な形をしていると、感覚細胞の先端で発生しているのじゃないかな、と思うのですが。(ビールに食塩を振り掛けると泡が出る、というやつ)
お礼
ありがとうございました。
- starflora
- ベストアンサー率61% (647/1050)
なるほどと思います。 No.4 の方の述べておられるように、ドライアイスを水に溶かしたものも刺激があり、舌にぴりぴりするというのはもっともなことのように思えます。 コカ・コーラも含めて発泡性の炭酸飲料は、完全にさめて、ぬるくなってしまうと、何だか、あまたるいだけの液体になるのもそのことを裏付けているように思います。 ただ、わたしは書き忘れたというか、考えとして落としていたのですが、舌の感覚細胞の刺激で、圧覚とか痛覚といいましたが、このなかで「温度感覚」というのもあるのでした。また、舌の感覚細胞は、化学物質も感受し反応します。 はっきり理由が、この時点では分かりませんので、自信なしとしますが、ぴりぴりするのは、複合原因の重なりではないかとも思えます。炭酸ガス単独で、化学物質(というのは変ですが)、舌の感覚細胞を刺激するのかも知れませんし、温度が低いので、刺激の効果が強まるのかも知れません。気のぬけたコーラも、十分冷やすと、幾分かぴりぴりした感じが出てくれば、やはり、刺激的な物質がその一つの原因だとも言えます。 また、炭酸飲料の市販品は、普通かなりに低温に維持されています。これだけ冷たい水だと、それ自身舌を痺れさせます。舌の痺れもあり、泡の刺激もあり、二酸化炭素の刺激もあり、また含まれている物質の影響もあって、総合的にぴりぴりしていうのだとも思えます。 自分で作れる炭酸飲料というのがあり、確か重曹と酒石酸を加えると、炭酸飲料ができますが、記憶にある限り、確かに炭酸飲料ですが、舌にぴりぴりしていなかったと思います。(弱い刺激で清涼感があるのかも知れません)。 すると、やはり、二酸化炭素の発生・泡の発生の勢いの刺激、温度がかなり低いことの刺激、二酸化炭素自身が、ある温度で泡の形だと与える刺激、また、炭酸飲料の付加物質の低温や泡における感覚細胞への刺激が、ぴりぴりする原因だと云えそうです。 何が舌の感覚細胞を刺激しているのか、ぴりぴりという感覚は、基本的に圧覚と痛覚です。それらの刺激が、複数の要因で決まって来るということだと思います。
お礼
ありがとうございました。
炭酸飲料には下をぴりぴりさせる物質を添加する場合もあるのかもしれませんが、炭酸そのもので十分ぴりぴりします。 試しにドライアイス(固化した二酸化炭素)を水に入れて溶かし、その水を飲んでみてください。 かなりぴりぴりしますよ。 水に溶けている成分は炭酸、二酸化炭素、水素イオン、炭酸イオン等の物質ですので、ここには余計な添加物はありません。 ちなみに、下の方も書かれている通り、炭酸飲料は高圧下で二酸化炭素を溶液に溶かしこんで作ります。 二酸化炭素は水に溶けやすいんですよ~。 ですが、容器の蓋を開けて減圧してしまうと、その瞬間からばんばん二酸化炭素は逃げ出します。 それが、あの泡です。
お礼
わかりやすい回答、ありがとうございました。
- ADEMU
- ベストアンサー率31% (726/2280)
あわは減圧していた炭酸(H2CO3)が蓋をあけた瞬間にH2OとCO2とに分解して二酸化炭素として水に溶けないものが気体としてでてきたものです。 舌がひりひりするのは、液体が酸性だからです。それと炭酸ガスによる発泡の刺激もあります。
お礼
なるほど、炭酸は水と二酸化炭素に分解するんですね。ありがとうございました。
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
泡は二酸化炭素ですね。 舌への刺激は、感覚細胞の表面で発泡する刺激ではないでしょうか。
お礼
早速の回答ありがとうございました。
関連するQ&A
- 炭酸飲料の二酸化炭素で地球温暖化?
いつもご回答ありがとうございます。 今、二酸化炭素(CO2)が原因で地球温暖化が起こっていると言います。それなら、例えばコーラなどの炭酸飲料も地球温暖化につながるのでしょうか。 教えてください。お願いします。
- ベストアンサー
- 自然環境・エネルギー
- 炭酸飲料を摂ると骨密度が下がるんですか?
以前、科学系教育雑誌の記事で、 「(牛か鳥の)骨を、片方は一週間水に、片方は一週間コーラに漬けておきました。 それを手でさわってみると、コーラの方はボロボロに崩れました。 だから炭酸飲料の取り過ぎは骨に悪いのです。」 というのがあったのですが、 どうもこの実験は、 炭酸飲料を人間の胃に入れた際の効果を検証しているようには思えません。 胃や腸から二酸化炭素が吸収されるのかとか、そもそも血中にも二酸化炭素があるじゃーないかとか、腑に落ちない点が多いです。 実際のところはどうなのでしょうか。 ご存知の方、ぜひ教えてください。
- ベストアンサー
- 科学
- 炭酸飲料から気体が出るわけ
ビールに塩を入れたりコーラに砂糖を入れたりすると二酸化炭素が出てくるのはなぜですか? 氷だとそのうちあんまり泡は出なくなるのに、砂糖は溶けずに残っているとずっと泡が出てきます。サイダーにアイスクリームを入れると一気に泡が出て炭酸が全部ぬけるのも一緒なんでしょうか。
- ベストアンサー
- その他(学問・教育)
- 炭酸飲料を振ったらどうして?
炭酸飲料を振ったらどうして二酸化炭素があんなに出てくるんでしょうか? 学校の先生に聞いたら「・・・(すみません。名前忘れました)の法則を考えたらすぐわかる」って言われたんですが、いまいちよくつかめません。 その法則というのが、気体は温度が低く、気圧が高いほどよく液体に溶ける、という内容のものでした。 そこで、考えてみたんですが・・・ 1.炭酸飲料を入れたペットボトルを用意する。 2.振る→ペットボトル内の温度が少し上がる 3.二酸化炭素が出てくる 4.ペットボトルの中の液体がない部分に二酸化炭素がたまる。→気圧が上がる。 5.ふたを開ける→気圧が急激に下がる 6.炭酸飲料に溶けていた二酸化炭素が一気に出てくる 7.二酸化炭素と一緒に炭酸飲料もペットボトルから吹き出す。 こんな感じでいいんでしょうか? でも、よくわからないのは、2のところです。 ちょっと振ったくらいで、そんなに温度があがるものなのでしょうか? とりあえず、そこで考えがつまってしまい、 どうしようもなくなってしまいました。 ちょっと振っただけではペットボトル内の気圧を 外気圧との差がたくさんできるほどあげることはできないのではないでしょうか? 分子どうしがぶつかって、どうにかなってるものなのでしょうか? それと、学校の先生が言ってたのですが、高分子有機化合物が高速で動く際に 何かと衝突してその結合が離れることがあるらしい、ということです。 よくわからないのですが、それが何か関係あるのでしょうか? よくわかりません。 高校2年生くらいのレベルで理解できる内容で、詳しく説明をお願いいたします。
- ベストアンサー
- 物理学
- 炭酸水を飲んだときのシュワシュワ感
炭酸水を飲んだ時に、はじけた感覚というか、舌を刺激する感覚というのは、 水溶液が舌により加温されたために、二酸化炭素の溶解度が減り、溶けていられなくなった二酸化炭素が気泡となって舌を刺激する と考えたのですが、合っていますか。
- ベストアンサー
- 化学
- 炭酸飲料を飲むと、ビリビリするのはなぜですか?
炭酸飲料を飲むと、口の中がビリビリするのですがなぜですか? 皮膚は呼吸してる→二酸化炭素の毒性に反応 という仮説を立ててみたのですが、腕に炭酸をかけてもそれほどビリビリしませんでした。 なぜでしょうか? また、二酸化炭素でビリビリするとしたら、 ・袋を口にあてて呼吸を続ける ・ドライアイスを食べる などでも、限度を超えればビリビリするのでしょうか?
- ベストアンサー
- お茶・ドリンク
- 炭酸飲料を飲むと血中の二酸化炭素濃度が上がる?
肉体労働をしていたときに上司から 『炭酸飲料を飲むと血中の二酸化炭素濃度が上がって疲れるから飲むな』 と言われたことがあるのですが、 実際のところ炭酸飲料の二酸化炭素って飲んだら吸収されるものなんですか?
- ベストアンサー
- 生物学
- 炭酸がキツイ飲料
炭酸が好きでコーラを愛飲しています。炭酸飲料として一番キツイ炭酸飲料だと思っていますが、アルコール類以外で、コーラよりキツイ炭酸飲料はないでしょうか?よろしかったらお教えください!!
- ベストアンサー
- その他(料理・飲食・グルメ)
- 炭酸飲料の泡を出さないで注ぐ方法は?
炭酸飲料(低カロリー系コーラ飲料)を家庭用冷蔵庫で作った氷の入ったグラスに注ぐとき、どうしても大量の泡ができてしまいます。 ファーストフード店ででてくるものは、氷入りでもそんなに泡だっていませんし、炭酸も抜けていません。 なにか工夫とかがあるのでしょうか?
- ベストアンサー
- 素材・食材
お礼
なるほど、ありがとうございました。