• ベストアンサー

円周率【超越数】を有理数で定義する

 円周率は超越数です.  それを有理数を項とした無限級数で定義できます.  例:π/4=1-1/3+1/5- ...  有理数の和と無理数(超越数)が等しいというのはおかしい という考え方はできますか?  あるいは,「円周率とは,たまたまそういう数なんだ」 ということなんでしょうか.

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.1

> 有理数の和と無理数(超越数)が等しいというのはおかしい >という考え方はできますか? 重要なのは「無限級数」だということです 超越数は各項が有理数の無限級数の和で 表せるのは当然のことです. もちろん有限和ならありえません. 任意の無理数は必ず有理数で近似できる #実数論の最初の方で出てくる定理: #有理数は実数の中で稠密であるということ のでぶっちゃけた話,無限級数の値で表せます 卑近な例: ルート2=1.41241356・・・・ =1+0.4+0.01+0.002+0.0004+・・・ 各項が有理数の立派な無限級数です. これは超越数じゃなくて, 方法もちょっとずるいかもしれませんが 間違いではありません. もうちょっとましな例だと, 自然対数の底e(これは超越数) e=1+1/1!+1/2!+1/3!+・・・ 各項が有理数の無限級数です 他にもzeta関数関連で \pi^2/6 とかの級数展開も有名ですね log2とかsin1も超越数ですけど マクロリン展開で有理数の級数に展開できます.

kosan5
質問者

お礼

ご教示ありがとうございます.

その他の回答 (3)

回答No.4

重要なことは、「有限項の和」は、実際に足し算をした結果ですが、「無限項の和」は、足し算の結果ではなくて、足し算を数列としてみた場合に、その数列が「収束する先」を意味しています。 ですから、「有理数の和は有理数」というのは正しいのですが、その有理数の数列の「収束先が有理数」という保証はありません。 元々の式自体が略記であり、 S(1) = 1 S(2) = 1 - 1/3 S(3) = 1 - 1/3 + 1/5 S(4) = 1 - 1/3 + 1/5 - 1/7 と定義したときに、数列 S(n) の収束先を、 1 - 1/3 + 1/5 - 1/7 + .... と表現しているのに過ぎません。 従って、右辺は、「無限に足した結果」ではなくて、「足し算の結果が収束する先」を意味しています。

kosan5
質問者

お礼

ご教示ありがとうございます.

  • keiryu
  • ベストアンサー率31% (46/145)
回答No.3

無限ということが重要では? 無限を有限の延長と考えては間違いの元。 有理数を有限回たすと有理数になる、だから有理数を無限回たすと有限の場合から類推して、「当然」有理数になるのだ、という考えがあるように推察されますが、そこが、無限と有限の決定的差。無限はなかなか不思議なものでして、知っているとは思いますが、有限だったら、の一部は当然もとの集合の一部ですが、無限だったら、その一部であったにしても、もとの集合の一部ではなく、もとの集合と対等に渡り合えますよね。

kosan5
質問者

お礼

ご教示ありがとうございます.

  • rabbit_cat
  • ベストアンサー率40% (829/2062)
回答No.2

というか、もっと素直に、 π = 3 + 1/10 + 4/100 + 1/1000 + 5/10000 + 9/100000 + … と有理数の無限級数であらわせますね。

kosan5
質問者

お礼

ご教示ありがとうございます.

関連するQ&A

  • 円周率(π)が超越数であるということの意味は? そして真理とは?

    数学カテゴリで質問しようかと思いましたが、やっぱり哲学カテゴリにしました。 以前、「ゲーデルの不完全性定理ってわかりやすく言うと何?」と質問したとき 回答者の方から『不完全性定理のストレートな解釈は「自動的に定理を枚挙する ようなアルゴリズムはない」という意味です』というすばらしい回答をいただき 感嘆いたしました。これこそ「事実のもつ意味であり真理だ」と思ったものです。 そこで質問です。 【質問1】円錐の体積は円柱の体積の1/3、球の体積は円柱の2/3という具合 に、体積比はきれいな有理数値です。なのにどうして円周率(π)は有理数でも無 理数でもない超越数なのでしょうか?(無理数は超越数の一部かな?) その意味するところを何か「うまい言葉」で表現することはできないでしょうか? 曲線と直線の本質的不親和性とか何とか、、、あるいは数という概念の限界とか 何とか、、、 【質問2】円周率(π)が超越数であるという「真理」は、造物主が創ったものなど ではなく、人間が「円周と直径の比は?」という問いを発したからムクムクと姿を 現したものであると考えることができると思います。したがって「事実」は自然界 に自然に存在するが「真理」は人間が「問い」を発して「創る」ものだと思うの ですが素人考えでしょうか。 【質問3】「真理」は広く一般に認められて「事実」となり、それがさらに高次の 「真理」を生み出す母体基盤となると思うのですが、どうでしょうか。 このところ、ぼんやりと考えている「ホントに素人」な疑問です。 どんな回答でも結構です。質問1~3のどれかひとつだけの回答でも結構です。 いろいろな観点からのお話をお待ちしています。

  • 円周率について。

    円周率について。Machinの公式π/4=4arctan1/5+arctan1/239で、arctanのテーラー多項式を用いて円周率を小数第4位まで計算しました。それぞれの級数を第3項まで計算したのですが、第4項以 降を省略しても小数第4位までの計算値に影響がないことを言うにはどうしたらいいのでしょう?正直明らかな話なのですが師曰く、「無限和をとって示す」か「第4項以降の和が0に近付くことを言う」とか…?うろ覚えなのですが。ん?という感じです。回答宜しくお願いします。

  • 有理数無理数の定義とはなにか答えられる方いませんか?

    有理数や無理数はどのように厳密に定義されるのですか? 有理数は2つの整数の比である。 循環する無限小数である。 無理数は循環しない無限小数である。 などを耳にしますが、(無限)小数の定義は何?とか思うのですが そのように考えるのはおかしいでしょうか? 自然数や整数を定義する際に用いる言葉で有理数が定義されるべきではないのですか!? 高校生などに教える際の有理数や無理数の定義が知りたいのではなく。 どのような過程を経て、これらの数は矛盾なく定義されるのか"詳しく"知りたいです。 自然数から整数を構成して、そこから有理数→実数(無理数)という流れですよね。 こうゆうのは"群"などの話になるんでしょうか? 知っている方、回答よろしくお願いします! あと、この質問文のような内容が独学で勉強できる本でオススメなものがあれば、ぜひ教えていただきたいです。

  • 超越数 π と e に関するこの命題は研究されているでしょうか?

    超越数 π と e に関して,以下の命題は研究されているでしょうか? ご存じの方,教えて下さい.記述を正確にするために,定義から書きます. 定義(1): 十進法で表示した無限数列において,十進法の数字 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 のすべてが現れる無限数列を「全域無限数列」と仮に呼ぶことにします.■ 定義(2): 全域無限数列でない無限数列を「非全域無限数列」と仮に呼ぶことにします.■ 超越数 π と e を無限数列と考えることにして,次の命題のうち,どれが真となるでしょうか? 命題(D): 超越数 π(円周率:3.14159265...)は全域無限数列である.■ 命題(E): 超越数 π(円周率:3.14159265...)は非全域無限数列である.■ 命題(F): 超越数 e (自然対数の底:2.71828182...)は全域無限数列である.■ 命題(G): 超越数 e (自然対数の底:2.71828182...)は非全域無限数列である.■ 上記の命題(D),命題(E),命題(F),命題(G)は,真か偽かを決定できるでしょうか?また,これに関連した研究論文はあるでしょうか? 何かご存じの方,教えて下さい.

  • 有理数と無理数が無限個あること

    開区間(a,b) は無限個の有理数と無限個の無理数を含むことを証明せよ。 という問題に悩んでいます。有理数の稠密性と有理数と無理数の和が無理数になることを利用するのがヒントらしいのですが、それでもよく分かりません。どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、解説よろしくお願いします。

  • 円周率が無理数な理由

    円周率は円周を直径で割った数。円周の長さは一本の綱と考えれば長さを測れて有理数。直径も有理数。 割った答えも有理数のはずです。なのにπは無理数。 この説明の非を教えてください。

  • 有理数と無理数について

    「有理数は有限小数または循環小数となり、無理数は循環しない無限小数となることを示せ」という問いに関してアドバイスを下さい。   私的に考えた解答を書いてみます。  有理数とは、mおよびnが整数である時、m/nを有理数と呼ぶ。つまり、有限小数または循環小数が分数であるならば、有理数は有限小数または循環小数と言える。 例えば循環小数A=0.12121212・・・・を分数にする。 (10xA)-A=(12.12121212・・・)-(0.12121212・・・)     9A=12      A=4/3 となり、循環小数Aは分数となり有理数は有限小数または循環小数である。・・・・・どうでしょうか? 「無理数が循環しない無限小数である」というのは実数数において有理数以外のものが無理数だと認識している私は、分数表示できない数は無理数である・・としか示せないので、なんだか上手に表現できません。 アドバイス待ってます。

  • 超越数について(π,e)

    円周率πおよび自然対数の底eが超越数であることはどのように証明すればよいでしょうか? とても難しいらしいのですが,それが乗っているURLでも教えていただけたら助かります. よろしくお願いします.

  • 円周率が有理数である考え

    先日円周率について質問した者です。 皆様の意見というか、世の中では円周率は無理数であると証明されているようですが、 私には納得のいかないことは事実です。 その理由を以下に示します。 円でできた縄を想像してください。 その縄を、切断します。 そうすると円であった縄は一本の直線の縄になります。 この縄には初めと終わりがあります。 初めと終わりが存在するということは有限であることになりませんか? 円周の長さが有限であることは、直径が無理数であれ円周率が無理数であれ当然の結果でしょうか? 以上が私が円周率は有限であると考える理由です。 以上の考えに対して、落ち度や意見があればよろしくお願いします。

  • 円周率の求め方

    円周率は3,141592…… などといいますが、 どのような式から出ている答えなんで すか? 知ってる方、教えてください ... 現在は、無限級数展開を利用する方法が一般的 ですが、アルキメデスは円に内接、外接する正多角形の周長で計算し、3桁 円周を測る 円を作って転がして求める方法。(やりやすい方法と実測値). 再帰的に円周 率を求める方法. 正n角形の面積 円に内接や外接する正n角形の面積から円周率を 求めます。 正2n角形の周りの長さ 円に内接2n角形の周りの長さの求め方. 確率で円周 率