解決済みの質問

犬の嗅覚は・・・

ここのカテでいいのかわからないですが^^;

犬の嗅覚は人の○倍もある、なんていいますよね。

何を基準に、どうやって計ったのでしょうか?

嗅覚をあらわす単位とかあるのでしょうか?

ご存知の方、よろしくお願い致します。

投稿日時 - 2005-11-19 06:51:18

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QNo.1788012

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質問者が選んだベストアンサー

こんにちは。。
犬の臭覚は人間の千倍である、いや10万倍、とんでもない100万倍だ、などと巷では様々なことになっています。何か基準を決めれば良いのでしょうが、臭覚にはまだ分かっていないことがたくさんありますし、それが何倍ということになりますと、そう簡単にはじき出せるものではありません。
例えば、人間が10mで、犬が100m先の臭いを嗅ぎ分けられるとするならば、それはせいぜい10倍です。ですが、臭いというのは空気中に散乱する化学物質ですから、距離の二乗でしたか三乗? に比例してその濃度は指数関数的に薄くなるはずです。ならば、それを嗅ぎ分けるための感度は優に10万から100万倍ということになってしまいますよね。

ワンちゃんの臭覚が優れているということは、弱い臭いでも感じ取れる「感度」と、それを嗅ぎ分ける「識別能力」、このふたつが優れているということです。
鼻腔の内壁には、化学物質を捉えて反応する「臭受容体」を持った無数の「臭細胞」が並んでおり、その反応を信号に変えて脳に送っています。臭受容体は反応する化学物質がそれぞれ決まっていますので、それによって何の臭いであるのかが判断されるわけですね。
哺乳動物では、この臭細受容体を作る遺伝子が1000種類ほどあると考えられています。この内、人間が使っている臭受容体は250種類から400種類程度なのですが、犬は1000種類をほとんど全部使っているそうです。
量的には、これでは2倍から4倍程度でしかありませんが、何かの臭いというのはひとつの化学物質の反応ではなく、複数の化学物質の組み合わせです。ですから、それが組み合わせパターンということになりますと、この臭受容体の種類の違いは膨大なものになってきます。
哺乳動物がいったいどのくらいのパターンを識別できるのかといったことは分かっていませんし、臭受容体は必ずしも自然界にある化学物質と一対一ではなく、複数の化学物質とも反応するのではないかと考えられており、こちらの方もまだはっきりとは分かっていません。ですが少なくとも、犬は我々人間には判別できない複雑な臭いを嗅ぎ分けて、その組み合わせを刻銘に脳内に記憶することができるはずです。そして、次ぎに同じ組み合わせの臭いを嗅いだとき、即座にそれが何であるかを判断するわけですね。このようなことから、良く、犬は鼻でものを考えるなどと言われています。

さて次ぎに、臭覚の感度は臭細胞の数に比例します。
人間の臭細胞は約500万個ですが、犬にはそれが2億以上あるというのですから恐れ入った話です。これは、臭細胞を配置する鼻腔の内面積によってはじき出すことができます。犬の鼻腔は大きいだけではなく、その内壁がヒダ状になっており、たくさんの臭細胞を並べるための面積が確保されているのだそうです。
一口に2億と言いましても、身体の大きな犬もいれば、鼻の長い犬も、顔がぺしゃんこの犬もいますよね。ですから、取り敢えず、我々が普段目にする普通サイズのワンちゃんであるならば、その臭細胞の数は人間の30倍から40倍以上ということで良いのではないかと思います。
更に、犬の鼻は臭いを嗅ぎやすい構造になっていますし、鼻腔に空気を溜めてじっくり吟味するといったこともやっているようです。また、犬は臭細胞を始め、臭覚神経系が鋭いのかも知れませんし、これは人間でも同じことですが、好奇心や警戒心を作り出すノルアドレナリンのような物質が脳内に分泌されれば、そのときには神経細胞の感度そのものが2倍、3倍に跳ね上がってもおかしくはないんです。つまり、注意を払っている状態であるならば、普段は小さくて伝わらない神経信号も伝わりやすくなり、それを臭いとして識別できてしまうわけですね。このようなことが臭覚の感度を何倍に押し上げているのかは未知数です。

このように、臭覚というのは「感度」と「識別能力」のふたつが相乗的働くものですし、そこには脳の認知や記憶といった問題もからんくるわけですが、解剖学的にも神経生理学的にもまだ分かっていないことがたくさんあります。確かに、このように比較してみましても、犬の臭覚には侮れないものがありますし、それは我々の想像を遥かに越える能力です。ですが、それが何倍かということになりますと、これといった決め手はちょっとないように思えます。

投稿日時 - 2005-11-20 23:39:15

お礼

なるほどです。「感度」と「識別能力」というのはなかなか

数値としては表す事が難しいですよね。臭細胞の数だけでは

ないって事がですね~。数も重要でしょうが。

確かに人間様でも、「鼻が利く」って方もいますが、

そのような方は「感度」と「識別能力」が優れているんでしょうね。

>人間が10mで、犬が100m先の臭いを嗅ぎ分けられるとするならば、それはせいぜい10倍です。ですが、臭いというのは空気中に散乱する化学物質ですから、距離の二乗でしたか三乗? に比例してその濃度は指数関数的に薄くなるはずです。ならば、それを嗅ぎ分けるための感度は優に10万から100万倍

巷ではこの辺の数値が言われてるだけで、はっきりと決まったものでは

ない、という事がわかりました。

丁寧な回答、どうもありがとうございました。

投稿日時 - 2005-11-21 07:08:13

ANo.2

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ベストアンサー以外の回答(1件中 1~1件目)

ANo.1

こんにちは

たしか臭いを感じ取る受容器官(嗅覚細胞?味覚で言うところのミライみたいなヤツ)があって、その数を比べたのだと記憶しています。
うろ覚えです、すみません。

投稿日時 - 2005-11-19 08:00:49

お礼

臭いを感じ取る受容器官の数ですか。なるほど。

その細胞を数えるのも大変そうですね^^;

回答、ありがとうございました。

投稿日時 - 2005-11-20 05:27:40

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