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環境NPOと野外活動施設と学校の連携について

 現在私はある公立の野外活動施設に勤めているのですが、学校(特に「総合的な学習の時間」)と環境教育NPOと公立の野外活動施設が連携することで、より高い効果が得られるのではと考えています。学校はNPOのノウハウと施設という場所をえられ、NPOは学校という活動対象と施設という活動場所を得られ、施設は学校という大きな利用団体とNPOというノウハウを得られるのではないかと思うのです。ただ、インターネットで調べてもその実践例が出てきません。どなたかそんな実践例をご存知ないでしょうか。

みんなの回答

  • rakki
  • ベストアンサー率47% (662/1392)
回答No.1

「すぐに回答ほしいです」となっていたのですが、丸一日様子を見てしまいました。 「環境NPOと野外活動施設と学校の連携について」「どなたかそんな実践例をご存知ないでしょうか。」とありましたので、尻込みしていました。 「環境NPO」と「実践例」を取り除かしていただいた上で知っている範囲でお答えします。 私は個人的に上記の活動を目指しています。 恐らく来年度から、地域の学校の「総合的な学習の時間」に組み入れられると思います。 又は、五日制に伴って必要となる「地域の学習」の受入先となるものと思います。 もともと、このことを初めから狙っていたわけではありませんが、我が子のためにと準備してきたことが結果として地域で必要とされるように教育環境が変わってしまったようです。 では我がこのために何を用意してきたかというと「生きる術」を親が身に着け、この伝授するということです。 恐らく戦前までは当たり前だったこのことが、今ではほとんど意識されなくなっています。 地球環境問題、経済問題、教育の崩壊など一見すれば別々の原因に起因すると見られがちですが、私は違うと思ってきました。 すべての根源は、人はいかにして生きるべきか、生きるためには何をすべきか、何が必要で何が不要か見極められる見識を養わなくてはなりません。 しかし、今の教育にはその視点が抜け落ちています。 教育者といわれる方々には生きる力を授けるだけの、生きる力が備わっていません。 教育者を育てる大学で生きる力を講義しているでしょうか。誰が講義できるでしょうか。 自ら体験したことのない耳学問で教えられるほど生きる術は簡単なものではありません。 さらに難しいことは、山奥にひっそりと暮らして自給自足の生活をするならば、根源的な生きる力を見出すことは容易ですが、現在の文化的な生活を営みながらさらにその上に生きる力を発揮できる生活スタイルを確立することです。 難しくても、親の責任において私は個人的に取り組んできました。 自分でいうのもなんですがこの分野で私と肩を並べる人は日本に何人いるでしょう。 自慢するつもりで言っているのではありません。 その他大勢のの方々は必要な努力を怠りすぎているといいたいのです。 わたしが特別な存在になるのはおかしいと思っています。 戦前ならば私のような技術を持った人はいくらでもいたはずです。 経済万能、化石エネルギーの恩恵に浸りすぎて多くの方が生きる力を失ってしまいました。 質問者の方の野外活動施設がどのような活動をされているかは存じませんが、厳しい言い方をあえてさせていただくと、連携することに意義があるのではなく、連携したことで何が得られるかが重要です。 単に屋外活動するだけでも、今の子供たちには貴重な知識となるでしょう。 しかし、それだけに慢心することなく、化石エネルギーが枯渇した時に必要は生活術、化学肥料による土壌汚染で作物ができなくなったときの食物の栽培方法、昔の人が当たり前に所持していた当たり前の生きる術を身に付けさせてやってください。 これはサバイバル術ではありません。 本来人間が生きていくうえで身に付けていなければならない知恵です。 今日の諸問題の多くは、この当たり前の知恵が備わっていないことに起因するものが少なくないと思います。 社会的責任よりも自分が大事。生態系は保護するものだ。エネルギーは無くなれば新しく開発すればよい。 どれも現在の考え方としては異質ではありません。 しかしどれも間違った考え方です。  自分を支えているものは他者である。  生態系の一部に人間は存在させていただいている  化石燃料は人間の所有物ではない 地球的視野に立って考えれば当たり前の理屈が、人間中心の考え方に淘汰されてしまっている現在は異常な状態です。 子どもに真の環境教育を授けるおつもりならば、人間の存在意義をしっかりと把握してください。 人間という種が今後地球が存在する限り生き永らえるにはどうすればよいかを考えてください。 これを知らずして、真の環境教育はできません。 総合的な学習に課せられた使命は非常に重いと受け止めています。

hueiwonn
質問者

お礼

 厳しいアドバイスありがとうございました。なにを得るかが重要との言葉、まさにそのとおりだと身にしみました。  実は、質問をさせていただいたのは、うちの施設の環境保護に関する主催講座の企画としてどうかということでした(そこまで詳しく書けばよかったのですが)。もちろん自分の施設で実験的にできるならやればいいと思うのですが、広く多くの人たちの学びあう講座として、環境NPO・学校・野外活動施設が集まり、より多くの可能性を引き出せないかと考えたのです。野外活動施設を利用するという前提できたら、自然の保全活動が中心になるかとは考えているのですが、もちろんそのなかにおっしゃる「生きる力」の育成というのが、最終的な目的として関わってくると思います。  環境問題が全地球の危機的な問題となるなか、学校教育でそれを実践することは多いに意義があることだと思っています。ただ、学校の教師だけにその役割を持ってもらう時代ではなくなっています。むしろ環境NPOが多く活動しているなかでその力をうまく活用できないか、また学校行事としてこれまで多くの学校が利用している野外活動施設をそのように利用できないか、と考えたのです。  この問題への取り組み方はいろいろとあると思います。これからもまた努力していきたいと思います。お礼が遅くなりましたが、本当にありがとうございました。

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