• ベストアンサー

電気屋さん!直流変流器(DCCT)についてわかりません

ホール式でなく、クレーマ式など、コイルを2つ極性を逆にしてつなぐ 型の直流変流器について、原理がよく理解できません。 本をみると、補助電源の波形、導体の波形などが記述してありますが、 なぜ、2次側の電流波形が方形波(整流する前)になるのかいまいち わかりません。 つまり、補助交流電源を入れたときの導体内部のHとBの変化がよくわかって いないのだと思います。 ご存知のかたいらしゃいましたら、宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • anisol
  • ベストアンサー率48% (146/301)
回答No.4

>流れとして、交流補助電源 磁束Φ 磁界の強さHという流れでいいのでしょうか はい、そういう流れで考えるとわかりやすいと思います。 すみません、ちょっと訂正です。 「飽和を解消するまではコイルに大電流が流れ(B-H曲線の平らな部分)、これが方形波の頭になります。」 と書きましたが、飽和を解消するまでの期間は、コイル電流の方形波の立ち上がり(または立下り)の部分です。コイル電流の方形波の平らな部分は、わずかの電流変化で正弦波の磁束変化を作る期間です。 混乱させたかもしれません、申し訳ないです。

その他の回答 (3)

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.3

No.1のymmasayan です。方角としてはあっていたようですね。そこで、一点補足です。 > クレーマ式など、コイルを2つ極性を逆にしてつなぐ型の直流変流器 コイルを2つ逆極性でつなぐのは、コイルが一つだと上下非対称の波形になるので(上か下かどちらかが先に飽和するため)、これを対称にするため逆接続にしているか、あるいは差分を取り出しているのでしょう。(両方かも) それと、かすかな記憶ですが、磁気増幅器(マグアンプ)の場合、出力の直線性を改善するため、負帰還(ネガティブ・フィードバック)をかけていたような気がします。

  • anisol
  • ベストアンサー率48% (146/301)
回答No.2

ymmasayanさんの回答でほとんど答えになっていると思いますが、補足です。教科書に、鉄心のB-H曲線は書かれていなかったでしょうか?これを見ればわかりやすいと思います。 B(縦軸)がコイルの磁束変化で、H(横軸)はコイルに流れる電流に比例すると考えればいいんです。そして、コイルの磁束変化は正弦波にならなくてはいけません。(理由:単位時間あたりの磁束変化がコイルの誘起電圧になり、これが電源電圧と等しくなければならないから。)正弦波の磁束変化を作るにはどんな電流が流れなければいけないかということを考えればいいです。 直流電流が作る磁界によって鉄心は飽和しているので、飽和を解消するまではコイルに大電流が流れ(B-H曲線の平らな部分)、これが方形波の頭になります。飽和が解消されたら正弦波の磁束変化を作るにはわずかの電流でいいので(B-H曲線の立ち上がりの部分)、結果的にコイルに流れる電流は方形波に近くなります。 かえってわかりにくくなったでしょうか?また、なにか間違いがあればご指摘をお願いします。

denkigroove
質問者

お礼

大変わかりやすい説明で助かります。 流れとして、交流補助電源 磁束Φ 磁界の強さHという流れでいいのでしょうか? もうすこし悩ませてください。

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.1

当て外れかもしれませんが。 昔、トランジスタのない時代に直流電流を増幅するのにマグアンプ(磁気増幅器)というのが使われていました。これが関係あるような気がします。 マグアンプは可飽和リアクトルに直流巻線を加えたもので、直流を増やすとリアクトルが飽和し、リアクタンスが下がって、交流電流が増え、これを整流すれば直流の電流増幅が出来るというものです。 二次巻線がある状態を考えます。二次巻線には交流が誘起されますが、直流をかけて飽和領域に近づくと、磁束が一次側に比例して増えず、頭打ちになります。これが方形波に近くなる理由でしょう。 DCCTそのものではありませんが、何か参考にでもなれば。

denkigroove
質問者

お礼

さっそくの回答ありがとうございます。 確かに、参考書によっては磁気検出装置とリンクしてある本 もあるので、関係ないことはないと思います。 もう少し検討してみたいと思います。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 電磁誘導は直流(脈流)でも生じますか

    (1)電磁誘導とは「磁場の中で導体が運動する、または導体の周囲で磁場が変化するとき、導体に電流が流れる現象」とあります。 (2)通常は、「導体の周囲で磁場が変化する状態」を起こさせるために、導体の周囲に置いたコイルに交流電流を流して、導体の周囲の磁場を変化させることが行われています。 (3)また、上記(2)の「交流電流」とは、時間の経過とともに、向きと大きさが異なる電流ということのようです。 (4)そこで、質問ですが、導体の周囲で磁場が変化する状態を起こさせるために、導体の周囲に置いたコイルに「向きは変化しないが大きさだけは変化する直流電流(脈流)」すなわち「直流だが電流の大きさだけは変化する脈流(例えば、形状は正弦波だが波形の上側と下側ともにプラス側で正負が変化しない常にプラス側の直流としての脈流)」を流す場合でも、そのコイルに流された「直流(脈流)」によりコイルの周囲の磁界が変化するから、電磁誘導は生じるでしょうか? つまり、導体の近くのコイルに「直流(脈流)」を流す場合でも、電磁誘導は生じますか?

  • 電気の力率

    一般的に、交流回路ではコイルは遅れ電流、コンデンサーはすすみ電流として電流の位相に影響を与えますが、下記のような場合は、どうなるのでしょうか? トランスの2次側でダイオオードを使い、5Vに全波整流して直流として使っています。 5V整流後に直流でコイルやコンデンサを使っていますが、一次側への力率の影響を知りたいです。 つまり、2次側直流回路のコイルの容量(mH)やコンデンサ(μF)を変更すると1次側の電流の位相は影響を受けますか? 基本的な知識として知って置きたいです。

  • 直流のメーターについて

    直流のメーターの較正試験を実施するときに、メーターが8000/8なので、試験電流 をDC8A入力すれば、確かに較正できますが、実際にはDCCT(直流計器用変流器) で、電流を検出し、変換器(整流器?)を通して、メーターを振らせています。 DCCTはAC200Vを使った極性の逆につないだコイルを用いる方式のものを 利用しています。  DCCTの出力は交流であると聞いたことかあるし、 DCCTには、5000/5とかいてあるので、変換器一次にAC1A 入れれば、理屈はメーターは1000Aを指すと思いますが、実際にはなりません。 変換器を通してのメーター較正はできないのでしょうか? できるとすれば、入力は何を入れてその計算はどうなるのか教えていただきたい です。 ちょっと、質問するには情報が少なすぎるかもしれませんが、 よろしくお願いします!

  • 回路で交流電流、直流電流を止める方法は?

    回路において、交流電流は、コンデンサで断ち切れると知りました。では、直流電流は、どのようにしたら断ち切れるのでしょうか? 今度はコイルということになるのでしょうか? また、その原理を教えていただきたいです。 また、単なる銅線は、交流しか通さないという図を見たのですが、それは正しいのでしょうか?

  • 電磁誘導の基本(コイルと導体と誘導電流と誘導電圧)

    電磁誘導の基本的なことが分かりません(私が基本的なことを誤解しているかもしれません)ので、質問します。 「コイルに直流電圧(直流電流???)を供給すること」により、その「コイル(直流磁化コイル)」の周辺に「直流磁界」を発生させて、その「直流磁界」の中で「導体」を動かした場合、についてです。 (1)上記の「直流磁界」を発生させるために「コイル」に供給するのは、「直流電圧」でしょうか「直流電流」でしょうか? (2)この場合、電磁誘導の現象により「電磁誘導による電流(誘導電流)」が流れるのは、「コイル(直流磁化コイル)」の方ではなく「導体」の方でしょうか? (3)上記(2)の電磁誘導の現象が生じた結果、「誘導電圧(誘導起電力)」が誘起される(発生する)のは、「導体」の方ではなく「直流電圧(直流電流???)が供給されたコイル(直流磁化コイル)」の方でしょうか?

  • スイッチング電源のコイルの振る舞いについて

    似たような質問がありましたが、知りたいと思ったところが、理解しにくくて質問させていただきました。 現在、スイッチング電源の勉強をしていますが、コイルの前後で電圧波形が変化する原理が理解できません。レギュレータから方形波が出力されて、コイルを通過したあとには直流の出力になっているということです。 出力電圧の大きさはデューティ比から求める事が出来るのは、数学的には理解できるのですが、電気学的に理解できません。どなたかお教え願えませんか?

  • 物理I 電気 モーターと発電機の仕組み

    こんにちは モーターの原理は、コイル、磁石、ブラシ、整流子の四つの部品からなるとあるのですが、そのモーターに電池をつなぐと電流は正極~ブラシ~整流子~コイル~ブラシ~電池の負極へと流れる。まず、ブラシと整流子とは何なのでしょうか?またブラシ~電池の負極の手前に整流子に電流が流れないのは何故でしょうか? また、発電機についてですが、↑のモーターの電池の代わりに抵抗器を接続し、モーター内のコイルを時計回りい回転させると、状態によってコイルを貫く磁力線の本数が増加したり、減少していく。すると、レンツの法則により誘導電流が流れるとあるんですが、磁石の間のコイルがどっちのむきに誘導電流が流れるか区別できません。普通の円状に何回も巻いてあるコイルでしたら分かるのですが、モーターや発電機のコイルは四角?みたいになっていてどう見ていいか分からないです。これは暗記するしかないのでしょうか?

  • 直流モータの出力の測定方法は

    家庭用電源から基盤を経由して直流モータを動かしていますが、実際のモータ出力を測定する簡単なデバイスはありますでしょうか。 クランプメーターで家庭用コンセントから機器に入る間の電流は測定できますので、入力電力は簡単に計算できます。しかしこの機器の制御ボックスには整流回路がありまして、直流に変換し、直流モーターを動かしています。 整流回路とモーターの間の電圧と電流値が測れれば、より近いモータへの入力電力は解ります。それでモーター内の損失の%が解れば、概ねのモータの出力が解るのではないかと思いますが、直流モータの内部損失%はどの程度と考えればよろしいでしょうか。 また直流の電流値を図るにはなにか簡便なデバイスがありますでしょうか。

  • 直流電源停止時における、L負荷の電流制御

    3相全波整流の直流電源に、50100mHのコイルが接続されています。 2000Aの電流を流しSCRのゲートをOFFしても、L負荷からの逆電流で、SCRがOFFにならず、遅延時間が必要になります。 瞬時、又は1秒以内でSCRをOFFにする制御方法を教えて下さい。 コスト・安全性の問題で、IGBTの使用は考えておりません。 よろしくお願いします。

  • インパルス試験器

    インパルス試験器の動作原理 直流高圧電源を使ってコンデンサ(C)に充電し、サイリスタを通電させコイル(L)に電圧を印加させその両端の波形を観測します。 するとコイル(L)の電圧は振動します。 サイリスタは、流れる電流が 0 になると OFF しますので、例えば+5kV充電したとすれば、+5kVから0V越え-5kV近辺まで達したところで電流が0になりOFFになります。以後は、C やサイリスタは L と切り離されますので、純粋に L の特性で振動します。 質問 (1)印加時間とはサイリスタがONしてOFFの時間を言うのでしょうか。 (2)振動波形の計算式はどのようになるのでしょうか。  電圧と時間で表した式をお願いします。