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株高なのに、なぜ、円安なの?

noname#14589の回答

noname#14589
noname#14589
回答No.3

日本の株式市場と為替市場がまったく別物(当たり前ですが)であり、それぞれの市場が別々の理由で動き、また規模にも圧倒的な差があるので、 株が上がる→円に換える→円高 という図式が起こっていないと思います。 規模でみると、日本の株式市場は全体はわかりませんが、東証でもたぶん5000~8000億円くらいではないでしょうか。 それに対し、為替市場の1日の平均取引高は1兆ドル(概算114兆円くらい?)を超えています。 円を含む主要通貨がUSドル、YEN, EUROと大きく3つに分かれてはいますが、為替取引の円に絡む取引もかなり膨大な金額が動くと思います。 ですので規模的に日本の株式市場の取引高、とくに外国人取引は、為替相場にそれほど大きな影響力はないのではないでしょうか。 また、日本の株式市場が上げるニュースや材料と、為替が反応するものが異なります。 株式市場は、企業の売り上げや配当、新製品開発など企業のニュースに反応しますが、 為替は政治的なニュースの裏に見える、金利や債権市場絡みの材料に反応します。 たとえば現在ドルが強いのは、ハリケーンの打撃によるドル安ではなく、ハリケーン後のインフレ懸念への金利上げ政策に反応しているからです。 まだ利上げをするといわれていますので、ドル高円安はつづくでしょう。 あと、円高になると原材料輸入コストが下がる、円安はコスト増になるので、その原材料に依存する企業の株価に影響するという説明がありますが、これも今はちょっと怪しいです。 円安とオイル高に見まわれた日本企業がばたばた倒れたかというと、逆にポリ袋メーカーや化学メーカーは業績が上がっています。 これは、為替予約、テクノロジー、営業努力、マーケティング、コスト意識が昔に比べて格段に進化しているので、すぐに原材料高の影響を受けなくなったからだそうです。 1070年代の高度成長期の頃の、原材料:企業への影響を、1:1とすると、今は0.3:1くらいまで小さくなっているという学者もいます。 ですので、株式市場と為替、また原材料の商品市場などの関係は、今はそれぞれ別物と捉えたほうがいいかもしれません。 実際、過去の株高と円の関係をみると、株高と円高がリンク(連動)は半分くらいではないでしょうか。

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