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市販MR車の歴史について

ある雑誌の記事を読んでから気になっていることがあります。 それは市販MR車の第一世代はどんなクルマなのか?ということです。 第二世代の代表車は横置きエンジンのランボルギーニ・ミウラ 第三世代の代表車は縦置きエンジン+ショートホイールベースのカウンタック という風に雑誌に記載されていました。 MR車乗りの私としては気になるところです。 是非教えてください。 お願いします。

  • epcos
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noname#12265
noname#12265
回答No.2

 前回の回答は記憶頼みに打っただけでしたので、御質問に関しましてザックリ調べ直してみました。すると・・・・申し訳ありません。かなり思い違いがあった様で、何方かにツッコまれる前に訂正させて頂きます。(ここのところワタシの自動車史の回答は根本的な部分の訂正が多く、最近仲間内から悪評が立つ様になってしまいました・・・・コレ読んだヤツから、またイヤミ言われるんだろなぁぁぁ~ -_-;) 1.もっと年代が新しい。  ルネ・ボネ・ジェットが発表されたのは、その前身であるDB社が解散した後なので‘62年以降とゆぅ事になります。恐らく、‘62~‘63年頃ではないか?と思われます。 2.リヤミドシップはジェットだけ。  『ミシル』はフロントミドシップのスポーツカーで、マトラによる買収前にルネ・ボネから発表されていた様です。よって、マトラが最初に量産したのは『ミシル』ではなく『ジェット』そのもの、と考えられます。  ・・・・以上です。御質問に対しましては、『史上初の量産ミドシップカーはルネ・ボネ・ジェット』とゆぅ事で間違いはなかったワケですが・・・・。  さてついでに。  この『ジェット』なるクルマの詳細がある程度分かりましたので、ついでにご紹介致します。 1.設計はエッフェル研究所のDr.ユベール。  マルセル・ユベールなる人物がナニモノかは判りませんが、エッフェル研究所とゆぅと、今日でも風洞実験施設の形式の一つ『オープン・エッフェル型』としてその名を残す、流体力学の研究所です(あのエッフェル塔を設計したエッフェルさんが風洞実験室も設計した、とゆぅワケです)。  よって、Dr.ユベールとは流体力学(空力学)の博士だったと思われます。ちょうど、馬小屋を改装した工場しか持たなかったロータス社がデ・ハビラント社(←モスキートなどの軍用機で有名な飛行機屋)のコスティン兄弟を雇用して異様な低抵抗ボディと軽量アルミモノコックを開発し、小さいエンジンしか持たないまま飛躍的に高性能になったいきさつと似ていますね。 2.エンジンを含むパワートレインは、リヤエンジンのルノーR8がベースです(このパワトレは、歴史上ポルシェと互角に戦った唯一のリヤエンジンスポーツカー、アルピーヌA110の元ネタでもあります)。  R8のパワトレはリヤの縦置きで、ギヤを一枚増設したかデフを左右反対に入れたか、或いはエンジンを反転させパワトレ全体を前後逆に車載してタテ置きミドシップカーを作ったと考えられます。  史上初の量産ミドシップカーは、車両前方からエンジン~デフ~トランスミッションが一列に並ぶ、F1並み(当時の)の縦置きレイアウトだったワケです。  重量配分と操縦安定性を考慮しますと、リヤミドシップレイアウトではタテ置きエンジン以外考えられません(ヨコ置きでもホイールベースが極端に短ければ成立しますが・・・・しかしヨコ置きでは、ミドシップレイアウトが持つ致命的な欠点を強調してしまう傾向にあるのも事実です)。  R8のパワトレを使ってしまった為に偶然このレイアウトを手に入れたジェットですが、横置きの4シーターミドシップでは、後のフェラーリやランボルギーニの4シーターミドシップの様な末路を辿ったかもしれません・・・・。

epcos
質問者

お礼

ご回答有難う御座いました。 とても勉強になりました。 御礼を投稿するのが遅れて申し訳有りませんでした。

その他の回答 (1)

noname#12265
noname#12265
回答No.1

 専門家としましたが、仕事の一環で自動車史を研究しているエンジニアです。  御質問にあります分類の方法にはかなり疑問が、と申しますか根本的にムリがある様に思いますが・・・・。  よって、第一世代とくくってよいのかどぅかは判りませんが、史上最初のリヤミドシップロードカーは、ルネ・ボネ・ジェットとゆぅフランス車です。  現在詳しい資料が手元にないので詳細を断言する事は出来ませんが・・・・このクルマは‘57~‘58年頃の発表で、発表時既にリヤシート的な空間が用意され、しかもエンジンはタテ置きだったと思います。  ただ残念な事に、セールスは1年半ほどしか続かなかったと言われており、現存数は極めて少数であると考えられます。  ルネ・ボネは今日で言うところの英国・ジネッタ社よりも更に小規模なバックヤードビルダーで、その点ではセールスが不利なのは否めませんが、しかし決して失敗したワケではありません。その当時スポーツカー産業に乗りだして来た国営軍事産業企業のマトラ(本来はミサイル屋です)に、買収されたのです。  マトラは、ジェットの図面を下敷きに、早速ミドシップカー『ミシル』(英語読みだとミサイル!)の量産に乗りだします。  このクルマは、中身がほとんどジェットと言えるシロモノで、当然+2のリヤシートも備えていました(時代から考えますと、ポルシェ356がターゲットになっていた為に+2が必要だったと推察されます)。  ジェットがバックヤードビルダーの少量生産の手作り品としますと世界最初の量産ミドシップカーはこのミシルとゆぅ事になりますが、それは、後にフェラーリもランボルギーニもマセラティもチャレンジして失敗した、ミドシップの4シーターでもあったワケです。  尚、このミシルはその後マイナーチェンジを受けM600シリーズになり、そしてその後横掛け3人乗りのミドシップカー、マトラ・シムカ・パゲーラやマトラ・ムレーナに続いていきます。

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