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ありときりぎりすのお話のラストは?

noname#118466の回答

noname#118466
noname#118466
回答No.1

グリム童話にもイソップ物語にもいろいろなバージョンがあるようです。 古代ギリシャ時代の下層階級の物語(人性訓)がキリスト教や仏教の国で受け入れられた時、政治的或いは教育的配慮が加わったのかもしれません。 蟻とキリギリスの物語には三つのバージョンがあるようです。 1)キリギリスを助けて上げる(明治以来の日本、仏教文化) 2)働くべき時に働かなかったキリギリスを助けない(アメリカ等、キリスト文化) 3)冬が来てキリギリスが困った事実だけをのべる(これが原本に近い?) 日本語版ではキリギリスとなっていますが、古代ギリシャで具体的にどの種類を射したのかははっきりしていないようです。英語ではgrashopper(イナゴ、キリギリス、バッター類)となっていますが、ギリシャ語からのひとつの翻訳にすぎないわけです。因みに岩波文庫のイソップ寓話集ではキリギリスではなく甲虫(コガネムシ等〕となっていて、事実だけを述べて終わっています。

ho1004
質問者

お礼

詳しい答えをわかりやすく、どうもありがとうございました。子どものころ、なんとなく通り過ぎたいろいろなことを、母親になって、もう一度深く学び直せるようでうれしいです。

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