• ベストアンサー

リベートの会計処理について

小売業界で、メーカーや問屋からのリベートというものがありますが、これは損益計算書上どこに計上されるのでしょうか? 値下げ原資などに使われることが多いので、 仕入れ原価から控除されるものと思っていたのですが。 営業外収益に計上されることもあると聞きましたが、本当でしょうか?

noname#71890
noname#71890

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kinchan
  • ベストアンサー率25% (1/4)
回答No.3

遅くなりましてすいません。 結構熱心に考えているんですね。 まず有価証券報告書で見分けるにはというお話ですが、もし営業外収益で計上している場合、受取販売手数料のような科目で処理しているんではないかと思います。もしなければ仕入原価に含まれているのでは・・・もしくは雑収入? 正規の粗利というお話ですが、リベートは通常ある規定の数量を仕入れたら何%バックするとかいう物ですので、商品の原価がある規定の数量を超えれば変わってくるとなると、本来の原価はいくら?っていう感じになりませんか。 あくまでも販売する商品の原価は一定と考えた方がいいのではないかと思います。 そうすれば事業を継続して営んでいる場合の粗利は一定に保たれるので、税務署からみても売上げと仕入のバランスが保たれていると見なされ、正規に処理が行っていると見なされます。 但し、節税や経営戦略(銀行への提出資料)などの関係でどのように処理をしたらいいか考えたらいいんじゃないでしょうか。 もしよければもっと詳しく教えていただければ、一緒に考えてみますよ。また聞いて下さい。

noname#71890
質問者

お礼

ありがとうございます。ただ外部分析の立場なので、詳しい状況がわからないのです。リベートの実務にも疎くて。 もしできればリベート実務についても教えて頂けます でしょうか? 一定数量以上仕入れると何%かの割合でリベートが発生するとします。 これは、リベートが受け取れるように注文した方が有利になる仕組みですよね。 ちょっと変な例ですが(計算を単純にするために)、100個までは1個50円、100個以上が45円(つまり1割引き)という場合、90個以上仕入れるのなら、100個仕入れた方が得で(95個なら損)、となるような仕組みですよね。メーカーはそのようにして問屋や小売りのインセンティブを高めるものと思われます。 これは極端な例だと売れなくても在庫を少々かかえても リベートが貰えるレベルまで仕入れた方が良いという 話になってしまうわけですよね。(これは大体良いでしょうか? それとも100個までは50円で101個めから45円という形になるのでしょうか?) どちらにしろ、原価は1個50円(つまりメーカー建値というか出荷価格)で帳簿上管理され、その後リベートが何がしらの形で入ってくるとしたらリベートは営業外収入の方が好ましいような気はします。 しかしリベート、特に数量リベートは大量に仕入れたために受けられるメリットであり、値下げ原資という性格もあることも考えると、仕入れ原価と合計(つまりリベートを控除)したものと売価で計算される 粗利益率が実際のものという気もします。 つまりバイイングパワーのある大手小売りでは、それだけ売価を下げるか粗利益率を確保することができるはずで、(勿論一般論でその他要因は考慮外として)、その意味では、リベートも仕入れ原価と一緒に売上原価までの 項目で処理されていた方がわかりやすい気もします。実務上は違うのでしょうね。 まだまだお聞きしたいことはあるのですが、少し長くなってきました。読みづらいと申し訳ないので一旦、止めます。 ただ、どうしても気になるのは、リベートを営業外収入にしてしまうと、本来はバイイングパワーを活かし本業で(つまり商品販売で)利益が出ているにもかかわらず、営業利益が赤字になってしまうこともあり得るという 点です。 営業利益が赤字、経常利益が黒字だと、本業は採算が採れていないけれど、金融収支で何とか黒字にしている、というイメージになってしまうような気がします。

その他の回答 (2)

  • kinchan
  • ベストアンサー率25% (1/4)
回答No.2

リベートの会計処理ですが、会社毎にまちまちだと思います。個人的には営業外収益で計上した方が筋が通るとは思います。 但し、実務上を考えた場合、会社が消費税の課税事業者(簡易課税)だとしたら、むやみに収入を引き上げるのは損だし、その場合はメーカーにどの商品の値引きであるか無理矢理明細を作らせて、仕入原価より控除する方法をとった方が有利だし、小売業界ので決算時に於ける棚卸しを売価還元原価法を選択している場合(多いと思います)に仕入原価にリベートが控除されている場合は、その分を戻して計算しないと正しい原価が算出できないということになります。もちろん月次の損益計算書上、正しい粗利が見ずらいといった問題点も・・・ なんやかんやいってすいません、結局会社毎に処理の仕方が違うのが現状です。

noname#71890
質問者

お礼

ありがとうございます。 会社毎にまちまちということですね。 有価証券報告書のPLなどを見て リベートがどこに計上されているか見分ける 方法はあるのでしょうか? ところで、”月次の損益計算書上の正しい粗利” で言う正しい粗利は、リベート控除前のことですか? つまりメーカーの建値というか仕切り価格みたいなもの で最初に計算されるものが”正規の粗利”という考え方に なるのでしょうか? いろいろ聞いてすみません。よろしければ詳しく教えてください。

回答No.1

 会社によってどこに計上するかはまちまちです。おたずねの通り、営業外収益に計上する会社もあると思われます。そもそも公に認知される収入ではないので、どの費目に計上するのが正しいという決まりはありません。--a_a

noname#71890
質問者

お礼

ありがとうございます。 その場合、どのような勘定科目に算入されていることがのでしょう? 見分ける手だてはありますか? 一つのPLで、あちこち(つまり売上原価であったり、 販売費の控除項目であったり、営業外収益だったりする) に算入されていることもあり得るということでしょうか? いろいろ言ってすみません。

関連するQ&A

  • リベート計上について

    食品メーカーの経理初心者です。先日、社内の経理監査で小売店が行っている弊社商品の販売コンクールの賞金をリベート計上(賞金を弊社が出資)していることが判ったのですが、リベートに計上してもよいのでしょうか? 弊社特定商品の販売コンクールなので、その商品の売上割戻と考えれば、売上げに連動してリベートに計上してもよいのかな、とか考えているうちにわからなくなってきました。 宜しくお願いします。

  • 受取リベートについて

    受取リベートについて 簡易課税制度を選択しています。 仕入先からの受取リベートは、仕入対価の返還等を受けたものになるので、課税売上には含まれないそうですが、これらは、雑収入として計上せずに、仕入高から控除しても大丈夫でしょうか。 1 拡売費、拡売   (ネットで調べてみると、販売数量拡大の意味で、   販売促進を目的に特売時の値下げ分を補填するらしい。) 2 支払報奨金(仕入から拡売費を引いた金額に率を掛けています。) 3 現金感謝金(先月払った金額に率を掛けています。) これらによって、在庫の金額が変わってきます。 よろしくお願いします。

  • 企業会計原則について

    企業会計原則には、損益計算書原則として、次のように記されていますが、これは、具体的にはどのような意味なのでしょうか? 「費用及び収益は、その発生源泉に従って明瞭に分類し、各収益項目とそれに関連する費用項目とを損益計算書に対応表示しなければならない。」 「二つ以上の営業を目的とする企業にあっては、その費用及び収益を主要な営業別に区分して記載する。」 例えば、新車ディーラーでは、新車販売、中古車販売、車検などを行うサービス部門がありますが、それぞれ区分して収益、費用計上せよ、という意味でしょうか?

  • 発生主義会計における費用収益の認識基準

    表題の件について教えてください。 損益計算書原則1-Aには 「すべての費用及び収益は、その支出及び収入に基づいて計上し、その発生した期間に正しく割当てられるように処理しなければならない。ただし、未実現収益は、原則として、当期の損益計算に計上してはならない。前払費用及び前受収益は、これを当期の損益計算から除去し、未払費用及び未収収益は、当期の損益計算に計上しなければならない。」 とありますが、これの読み方について授業で (1)いったん発生主義によって費用と収益を全て計上する (2)収益については実現したものに限定し、未実現利益を排除する (3)費用については費用収益対応の原則に基づいて、実現収益と対応のある費用のみに限定する(未発生費用の計上、繰延資産の計上など) であると教わりました。 しかし(1)において費用と収益を発生主義で計上する意味がよくわかりません。最終的には収益は実現したもののみ、費用はその実現収益と対応したもののみを計上できればよいわけですから、 (1)収益を実現主義に計上する (2)収益に対応した費用を計上する という手続きそれは実現できるように思えます。 なぜわざわざ発生主義により費用と収益を計上するのか、理由を教えてください。

  • 会計学で分からないところがあります。

    会計学でまだ理解できていないところがあるので教えてください。 1.総額主義とは? ‐売上高と売上原価を損益計算書に記載し、差額として売上総利益を表示すること。ということで合ってますでしょうか? 2.経常利益とは? ‐企業の正常な経済活動で規則的に生じる費用と収益のみで計算するんでしょうか?営業利益も計算に含みますか? 3.一会計期間における純資産の変動を完全に説明するものってなんでしょうか? 当期純利益ですか? ネットで調べてもよくわからなかったので教えてください

  • 会計

    企業会計原則で (1)「すべての費用および利益は・・(中略)・・その発生した期間に正しく割り当てられるように処理しなければならない。 (2)「すべての費用及び収益はその支出及び収入に基づいて計上し・・(省略)・・ (3)「ただし、未実現収益は原則として当期の損益計算に計上してはならない。」 各規定が要求している内容を説明できる方よろしくお願いします。

  • 証券アナリスト試売買目的有価証券の会計処理について

    まことに基本的な質問ではずかしいのですがお答えいだけると幸いです。 解答解説はこうです。 「売買目的有価証券は、時価の変動により利益を得ることを目的として保有する有価証券で、貸借対照表には時価で評価した金額を計上し、その評価差額は、損益計算書に当期の損益として計上される」とあります。 これは、決算期に実際の売買を行っておらず、保有したままの状態でも損益計算書に計上されるのでしょうか、また計上される箇所は営業外損益か特別損益どちらに計上されるものなのでしょうか。よろしくお願いします。

  • [工簿]製品と棚卸しの仕訳

    工業簿記を勉強していて、どうも理解できないことがあります。 読んでいるテキストには、完成したものは  製品 → 売上原価 → 月次損益 へ振り替えるとあります。 ここで疑問なのですが、期末になっての棚卸の仕訳はどうすればいいのでしょうか? 売上原価には棚卸しの金額は控除されているので棚卸しの仕訳は作れないと思うのですが。 「製品」から「製造原価」へ振り替えるのなら、製造原価には未売上のものも含まれるため、 これを控除する目的で期末棚卸を計上できると思います。 しかし、「売上原価」へ振り替えてしまったら、棚卸しは計上できないと思うのですが。 一方、損益計算書は、製造原価から棚卸しを控除して売上原価を算出するような表記になっていて、 製造原価へ振り替えているような気もするし。 初歩的な質問のような気もしますが、よろしくお願いします。

  • 費用対効果について(3)

    私はメーカーです。ある小売店に問屋と一緒にUVコーナーの催事を提案します。約100アイテムぐらい陳列して上代25万7800円になります。原価は7万7000円です。販促費が15000円で問屋に10万8000円で納めます。(問屋はまた小売店にいくらかわかりせんが、納めます。)この場合の費用対効果はどう計算したら良いのでしょうか??誰か教えてください。

  • 企業会計原則について

    企業会計原則には、損益計算書原則として、次のように記されていますが、これは、具体的にはどのような意味なのでしょうか? 「費用及び収益は、その発生源泉に従って明瞭に分類し、各収益項目とそれに関連する費用項目とを損益計算書に対応表示しなければならない。」 「二つ以上の営業を目的とする企業にあっては、その費用及び収益を主要な営業別に区分して記載する。」 例えば、新車ディーラーでは、新車販売、中古車販売、車検などを行うサービス部門がありますが、所謂、部門別損益管理をしなさいという意味でしょうか?