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ゴーギャンの絵の題について

ゴーギャンの絵に『我々はどこから来たか?我々とは何か?我々はどこへ行くのか?』というのがあります。ドイツ文学をやっている知人から、この言葉がゴーギャン自身の言葉なのか、あるいは誰か(例えば、ギリシアの哲学者)の言葉の引用なのか、調べてくれないか、との依頼を受けました。どなたかご存じの方がおいでましたら、よろしくお願いいたします。  草々 凡禿

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  • gomuahiru
  • ベストアンサー率37% (593/1595)
回答No.1

私も興味を持ったので調べてみましたが、はっきりしません。 ゴーギャンと絵の題名「我々は・・・」については、意味とか解説は検索すると何件も出てくるのですが、これを彼がどこから引用したーといった記述は見つけられませんでした。 だからといって「オリジナル」だと断言も出来ないと思っていたら、こんなページを見つけました。(12/8を見てください) この方が知人の方とまったく同じ疑問を持って調べていますが、はっきりと答えが書いてありません。 「テオドトス」関連ではないかとのことですが・・・?。 回答になっていなくてゴメンなさい。

参考URL:
http://ymiyagi.cool.ne.jp/diary/d200012.htm
bontoku
質問者

お礼

 ご丁寧な説明、ありがとうございました。参考URLに「知人(フランス語教師)からの頼まれ事を調べる。・・・この寿限無なタイトルの由来を調べてくれというのが依頼の内容。ゴーギャン自身の言葉ではなく西洋古典の引用ではないか、というので私にお鉢が回ってきた。」などとあり、フランス語教師、ドイツ語教師の違いがあるものの、小生とほとんど同じ状況で、微笑ましく思いました。  ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。     草々 凡禿

bontoku
質問者

補足

 小生が依頼を受けた方から、次のようなメールを受けとりました。  早速ながら、ゴーギャンのあの絵の題ですが、現在の小生の勤め先の同僚で 京大文学部のキリスト教学科の主任だった○○○君が、それはグノーシス時代によく普及していた問いだったと教えてくれました。さまざまな師が解答を考えたのだが、それを公にはせず秘匿したのだということです。テオドトスと推定するのはかなりいい線であるといえるでしょう。

その他の回答 (1)

  • Eivis
  • ベストアンサー率29% (1122/3749)
回答No.2

#1でgomuahiruさんがご紹介されているように、出典はゴーギャンと言う方の他に判らないと言う方も多いようですね。。。 敢えて感じたままを書くとすれば、シェンキエヴィッチの「クオ・ワディス」[岩波文庫]の最後に出てくる有名な一節... Quo Vadis Domine?(主よ、いずこへ行きたまう?)と重ね合わさるのですが...? D'ou venons-nous? Que sommes-nous? Ou allons-nous?) 。直訳:「我々はどこから来たか。我々とは何か。我々はどこへ行くのか」 ドミネ・クオ・バディス教会 / Domine Quo Vadis?・・・ドミネ・クオ・ヴァディス?は「主よ何処へ行くのですか?」というラテン語。 暴君ネロ皇帝のキリスト教迫害時、聖ペテロはアッピア街道を通って逃げる途中、この教会のある場所でキリストの幻に出会う。 聖ペテロのこの問いにキリストは「もう一度十字架にかけられに行く」と応え、ペテロも逃亡を思いとどまってローマに戻り、 逆さ十字架にかけられている。。。教会内部には、キリストの足跡の複製がある。  住所: Via Appia Antica(アッピア旧街道)

bontoku
質問者

お礼

 丁寧な説明、ありがとうございました。実は私、教えてgooを今回初めて利用させていただいているのですが、非常によいシステムだと実感しております。今後とも活用させていただきます。  『クオ・ヴァディス』は古本屋で買ったのみで、まだ読んでおりません。近いうちに読んでみましょう。      草々 凡禿

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