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内部抵抗

siegmundの回答

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  • siegmund
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回答No.2

128yen さんのおっしゃるとおりで,もう説明は尽きているようなものですが, ちょっとだけ補足してみましょう.    ┌───┐   ┌───┐   ┌┤電池E├───┤抵抗R├─────┐   │└───┘   └───┘     │   │                  │   └──────────────────┘ という回路を考えましょう. 電流は当然 (1) I = E/R です. 電流計は    ┌───┐   ┌───┐  ┌────┐   ┌┤電池E├───┤抵抗R├──┤電流計R1├───┐   │└───┘   └───┘  └────┘   │   │                        │   └────────────────────────┘ の用に入れます. 電流計の内部抵抗を R1 としますと,全体の抵抗は R+R1, 流れる電流は (2) E/(R+R1) で,(1)とは違ってしまいます. でも,R >> R1 なら,違いは大したことありません. こういうわけで,電流計の内部抵抗は小さい方が良いのです. 今度は,電流 I0 が流れていて抵抗の両端の電圧を測ることを考えましょう. その電圧は, (3) E = I0 R です 電圧計は            ┌────┐              ┌─┤電圧計R2├─┐          │ └────┘ │          │        │           │ ┌───┐  │    ──────┴─┤抵抗R├──┴──            └───┘     のようにつなぎます. R と R1 は並列ですから,合成抵抗は 1/R(合成) = 1/R + 1/R2,すなわち (4) R(合成) = R R2/(R + R2) で,実際に測定される電圧は (5) E(実際) = I0 R(合成) = I0 R R2/(R + R2) です. R << R2 なら,R(合成)≒R ですから,(3)(5)の違いは大したことはありません. 電流計と電圧計との決定的な違いは,回路に直列に入れるか並列に入れるか ということです. なお.精密な電圧測定ではブリッジを使って, 電圧計に全く電流を流さないで測定することもあります.

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