解決済みの質問
人材業界関係者です。
奴隷制度というと個人の意思に反してなので極端ですが^^;
glendale_001さんのような質問が出るというのは自然な事だと思います。派遣と言うシステムは元々派遣法という法律と「許可・届出制」という免罪符によって認められた中間搾取的形態であるのは事実です。ただ、マルクスの言う搾取とは意味が違い、楽して儲かる!というものでは一切ありません。一般的な事務職を一人派遣することによって得られる純利は月3~4万円くらいですし、法的な縛りや労働局の指導もあります。
また、ここまで派遣が広まったのは個人の働き方が多様化したのと企業が不必要な人材を抱えなくなったというのがマッチして広がりました。一般的概念としては正社員が一番良い!という概念があるかもしれませんが、人によってはそう考えない方もたくさんいらっしゃいます。また、企業の概念としても無駄なお金は使えないという当たり前の概念がありますので、それを責めることはできません。(あなたが会社経営者だとして余計な人材に喜んでお金をかけられますか?)
派遣制度がなくなれば景気は回復するという意味不明な意見もありますが、これは企業側・個人側の多用な考え方や制度自体の不理解と個人的に派遣制度に何か嫌悪感を抱いているのでしょう。
ただ、現在の制度が必ずしも良いかと言われればこれは明らかに否と言わざるを得ません。問題点としては法律と現実の乖離が大きすぎるという事です。
この法律に限らずですが、公務員の官僚が中心となって作った法律なので未体験の派遣という、公務員には絶対にわからない領域に関する法律なので、法律では決まっているけど現実には当たり前に破られている条項も多々あります。
結果、コンプライアンスの観念が薄い企業ほど利益を伸ばしやすい→トラブルを起しやすい→派遣はダメな制度と認識されてしまうという問題があります。(いわゆるマジメな企業ほどバカを見る)
ですので、個人的には法律の現実に則した改正と派遣会社に対する監視、契約という概念をもっと広めれば雇用形態の選択肢が一つ増えるという意味で良い制度だと思いますよ。
投稿日時 - 2005-08-16 00:46:13
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