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光の屈折について

noname#11476の回答

noname#11476
noname#11476
回答No.2

>と、波を重ね合わせてもそれぞれの速度は変わらないので、分離してしまうのではない 疑問点がどこにあるのかわからなかったのですが、光に限らず2つの波があり、その進む速度が同じで、振動数も同じ、位相だけが異なるような状態を想定します。 この2つの波を重ね合わせると、位相のずれた波となります。 式の上では、波は簡単にはsin関数で表され、2つの波の位相差がφとすると、 波1=sin(ωt) 波2=sin(ωt+φ) 合成された波は、 sin(ωt)+sin(ωt+φ) となります。 この関数を計算すると、位相は元の波よりも遅れた波となります。 上記のモデルは、本格的に計算するには分子、原子の分極を「双極子モーメント」で表し、結構ややこしい計算をして答えを求めます。 とはいえ、考え方の基本は説明したとおりの簡単なものです。 とても詳しい計算仮定はここでは説明しきれませんので(教科書になってしまう)、ご興味がおありでしたら専門書の方を一度ごらんになってみて下さい。 一番簡単なのは1次元の電子振動子の運動方程式を立てて計算するものです。

hatobou
質問者

お礼

どうもありがとうございました。 ファインマン物理学(4)の電磁気学だったかで 載っていました。 分極の調和振動子の重ね合わせでできる場自 体が光の電場になるようでした。 物質外部の光とは重ね合わさないようでした。 どうもありがとうございました。

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