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文化人類学の他者理解

さまざまな点で文化人類学の他者理解の 問題点が叫ばれていますが 結局のところ他者をほんとの意味で理解するには どのようなアプローチが必要なのでしょうか? 色々読んでたんですが、よく分からなくなってきてしまって…

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noname#118466
noname#118466
回答No.1

文化人類学は白人社会で生まれた学問なので日本人から見れば?と思うような点があります。他者理解もそのひとつで、日本人から見れば当たり前のことでも、西欧人から見れば大きな論点になります。他者理解とは異なる文明に所属する人々を理解することでしょう。しかし、現実には自らの文明と比較するために、他者を学ぶ(研究する)悪癖に陥りやすいので、フィールドワークを通じて異なる文明の価値観や 言語、習俗をあるがままに学ぶことであるというような定義づけが必要になってきます。西欧人の「目」をもつようになった日本人も素直に他者を学ぶことが出来なくなっています。

stomi5319
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ありがとうございました

stomi5319
質問者

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  • j-m
  • ベストアンサー率31% (37/117)
回答No.2

Mary Douglasの「汚穢と禁忌」で学者がある未開の地で雨乞いの儀式を観察していたら本当に降雨があったので”興味本位”に祈祷師に尋ねたところ 学者:凄いね。本当に降らしちゃったね! 祈祷師:からかってんのか?偶然に決ってんだろ! というやり取りの記述がありました。 実は参加者・祈祷師は”典礼儀式”として雨乞いを古くから行っており実行力に期待していなかったという顛末なのですが、ご質問の「他者理解の問題点」とは普段より”占いや賽銭を投げて神頼み”等の劣化した精神を容易に未開人に当てはめる態度のことでしょうか?それとも「諏訪の御柱祭」等神主・氏子揃って本来の目的を把握していない理解に苦しむ神事行事には事欠かない身でありながら”他者理解など出来ようか”ということでしょうか?

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