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50%阻害濃度について

rei00の回答

  • rei00
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回答No.1

> このIC50の意味がわかりません。  IC とは Inhibitory Concentration の事で,50 は 50% の意味で,IC50 とは「50% 阻害濃度」です。つまり,今問題にしているアッセイ系で 50% の効果を与える濃度です。 > 何が50%で、何が阻害されるのか教えてください。  これは,どの様な実験をしているかで変わります。お書きの実験が良くわからないので,間違っているかも知れませんが,「luciferase 遺伝子をもつプラスミド」を導入することで細胞が死ぬのでしょうか。そうであれば,次の様な事が考えられます。  コントロ-ル(溶媒あるいは luciferase 遺伝子だけをデリバリ-ポリマ-に内包して加えた実験)の MTT アッセイ結果(細胞はあまり死なない)を 100% とします。これに対して,「luciferase 遺伝子をもつプラスミド」を幾つかの濃度で導入し,それぞれの細胞生存率(コントロ-ルの数値に対する%)を求めます。これをlog[濃度] に対してプロットし,生存率が 50% になる濃度を求めます。この濃度が IC50 です。 > MTT assayについても教えていただければ幸いです。  MTT アッセイについては以前に回答した事があります(QNo.98392 MTT法)ので,そちらをご覧下さい(↓)。

参考URL:
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=98392
tanpoo
質問者

お礼

おそらく細胞にプラスミドを導入することで細胞が死ぬんだと思います。納得しました。 MTT法についてもたいへん勉強になりました。 検索かけずに質問したこと、お詫びします。 ありがとうございました。

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