• ベストアンサー

江國香織の本のなかで

江國香織作品をよくお読みの方にお伺いします。 3冊くらい読んでみようと思っているのですが…… とりあえず最初に読む3冊と言ったら、どの作品がお薦めですか? 短くて結構ですので、推薦文付きでご紹介ください。 出来れば、一巻完結の物を挙げていただきたく思います。 「初めて読むにしてはどうかなあ」と思うけれども、自分はこれが一番好きだ、という本をお持ちの方は、それも併せてお答えいただけれると嬉しいです。こちらは一冊だけ挙げて下さい。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

そうですね~、「つめたいよるに」は短編集ですから、初めての人でも読みやすいと思いますよ。 中でも「デューク」という話はお勧めです。センター試験の題材に使われたくらいですし。 「ぼくの小鳥ちゃん」は、アイスクリームにラム酒をかけたものが好きな好きな小鳥と、ぼくと彼女のお話です。 擬人化されたような小鳥ちゃんの子悪魔っぷりに脱帽しちゃいますよ♪こちらも短めの話で、初めて読むにはお勧めです。 「流しのしたの骨」は、おっとりした長女、変わり者の次女、主人公の三女、弟の四兄弟と不思議な組み合わせの両親の物語です。兄弟みんなが何かしらの問題を起こしつつも静かに進んでいく物語はあっという間に読めますよ。 私は最初にお勧めした「デューク」が一番気に入っています。短編で気に入り、絵本版も買ってしまったほど。ぜひぜひ読んでください★

alchera
質問者

お礼

アイスクリームではラムレーズンが一番好きなわたしは、その「小鳥ちゃん」が他人とは思えません。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • 9arabi
  • ベストアンサー率32% (140/433)
回答No.4

江國香織ワールドという意味で言えば、 私のオススメは以下の通り。 (ひたるという意味で、あえて短編集を入れませんでしたが) 1、きらきらひかる  No.3さん同様、私も最初に読んだのがこれでした。今でも一番好きです。こんなふうな愛って素敵だと思います。 2、薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木  いくつもの恋愛を、それぞれの目で。  賛否両論あるみたいですが、一人一人の描写や表現なんかは、やっぱり江國香織だなぁっと思わせてくれます。でも、ある意味で普通の話です。突拍子もないことが起こるわけではありません。じっくり 3、神様のボート  落下する夕方ともちょっと迷うところですが。  母と娘の一人称が入れ替わりながら話が進んでいきます。どこまでもどこまでも信じたくなるお話です。  番外ですが、「すみれの花の砂糖づけ」も好きです。  こちらは詩集ですが、中でも「うしなう」がとても好き。興味があればこちらもぜひ。

alchera
質問者

お礼

ポイントは「きらきらひかる」を読むか否か、というところに絞られて来たような気がします。とりあえず他の二冊を読んでからにしよう……。 ご回答ありがとうございました。

noname#10955
noname#10955
回答No.3

最初は『つめたいよるに』から読むのがオススメです☆短編集なので気に入る作品がきっと見つかるかと。デビュー作である“桃子”も収録されています。私は“草之丞の話”というのが一番好きです。 それから『神様のボート』も。静かな話だけど、どこか熱い感じのお話です。個人的には江國ワールド満開な作品だと。 あと『すいかの匂い』です。これも短編集です。夏の物語なので、これから読むにはちょうどいいかなぁと思います☆ >「初めて読むにしてはどうかなあ」と思うけれども、自分はこれが一番好きだ、という本 『きらきらひかる』です。私は江國さんの作品で初めて読んだのはこれなんですけどねf^_^;すごく純粋な感じの話だと思いますが、最初には何だかハードな気が。

alchera
質問者

お礼

>最初には何だかハードな気が。 ううっ、やっぱりそうですか。そこが迷いどころです。「すいかの匂い」は読みました。こういうのを書く人なのか、と意外でした。 ご回答ありがとうございました。

  • chi-7
  • ベストアンサー率18% (2/11)
回答No.2

はじめまして。 江國香織さんの作品は大体読みましたので、私なりのお薦めを書かせてもらいます。 1、きらきらひかる  アル中で精神不安定な女性とホモで医師の男性が結婚した所から始まります。設定だけみると複雑ですが、独特の雰囲気流れる代表作だと思います。魅力的な登場人物が多いのですよ。 2、落下する夕方  ずっと一緒に生活してきた恋人が突然出て行き、別れる原因になった女性が代わりに転がりこんできて奇妙な生活がスタートする、というお話です。静かで切ない展開ですね。 3、東京タワー  二組の年の差カップルの話です。作品の中では江國色が弱い気がしますが、最近映画化もしていたので、読みやすいのではないかと思います。 いかがでしたでしょうか??

alchera
質問者

お礼

「きらきらひかる」はよく聞きますが、改めて説明されるとどうもディープなものがありそうですね。代表作を読むべきか否か……悩みます。 ご回答ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 江國香織の本

    この前初めて江國香織さんの本を読みました。「流しのしたの骨」と言う本です。それ以来ファンになってしまったのですが、そのほかに江國さんの本でおすすめがあったら教えてください(●^o^●)

  • 江國香織さんの本のことで質問です。

    僕は江國香織さんの本が大好きです。以前に読んだ江國さんの本をもう一回読み直そうと思って家にある江國さんの本をパラパラと見てみたのですがどうも違います。その本は学校の図書館で借りた本なので記憶が曖昧なところがあります。「こうばしい日々」だったの思うのですが、内容が違いました。記憶にある場面は、コーヒーが苦手な女性が男性から口移しで飲ませてもらう・・・という場面があったと思います。手がかりが少なくて申し訳ありません。わかる方がいらっしゃられば幸いです。よろしくお願いします。

  • 江國香織さんの短編集を教えてください。

    江國香織さんの『つめたいよるに』を読み、とても気に入りました。 私は長い話を読むのがあまり好きではないので、『つめたいよるに』のような短編集はありがたいです。 そこで、江國さんの他の短編集も読んでみたいと思うのですが、おすすめのものはありますか? あればぜひ教えてください☆ ちなみに、『ぼくの小鳥ちゃん』は読んだことあります。 内容は可愛らしくて好きなのですが、やはり長さが気になりました。 『つめたいよるに』の収録作品の中では『デューク』『草之丞の話』等が大好きです^^

  • 江國香織の短編集で

    江國香織の短編集で読みたいと思っているものがあるのですが、 本のタイトルを忘れてしまって、近所の本屋で探したのですがそれらしいものはなく。 レズビアンのカップルのお話が入っていたと思うのですが、 どなたかそのようなものをご存知の方いらっしゃいませんでしょうか。

  • 江國香織さん おすすめの作品を教えて下さい 

    江國香織さんの書いた小説で、小学生~高校生の主人公または登場人物が出てくる作品(出来れば文庫本)を探しています。 読んだことがあるのは…↓ 『すいかの匂い』 『つめたいよるに』 『こうばしい日々』 『いつか記憶からこぼれおちるとしても』 『神様のボート』 『がらくた』 他にもあったような気がしますが、今思い出せるのはこのあたりでした。 何かおすすめのものがありましたら、ぜひタイトルを教えて下さい。 どうぞ宜しくお願い致します。

  • 江國香織氏、唯川恵氏他恋愛小説の推薦作品

    読書が趣味です。最近ハマッているのが恋愛小説。私がよく行く書店では「女流作家」というコーナーがあって、私は村山由佳氏のファンなのですが、その隣に何となくタイトルだけから読みたくなりそうな作家の本として、江國香織氏、唯川恵氏の作品があります。両氏の作品でお勧めの恋愛小説があればぜひ教えて下さい。できれば推薦理由も書いて頂けますと有難いです。 また、両氏以外でも構いませんので、お勧めの作家の恋愛小説とその理由も書いて頂けますと幸いです。 よろしくお願いします。

  • 江國香織の詩

    (詩のカテゴリーがなかったので、このカテゴリーで質問させていただきました。) 江國香織さんの詩で、2001年の夏頃、 イオナのCMで起用されていた詩をご存知の方、 もしくは、それが掲載されているサイト or 本をご存知の方が、 いらっしゃいましたら教えて下さい!! (書き取ろう、書き取ろうと思っているうちに、 CM放映が終わってしまいました。) ちなみに・・・。 イオナのお客様相談室に問い合わせましたが、 教えていただけませんでした・・・。(涙)

  • 山田詠美、高樹のぶ子、谷村志穂、江國香織

    山田詠美、高樹のぶ子、谷村志穂、江國香織のなかで、 一冊読もうと思っているのですが、 おすすめの小説をご紹介いただけるとうれしいです。

  • 江國香織さん《落下する夕方》

    こんにちは。 私は、江國香織さんが好きで、わりと江國さんの書かれた本を読んでいるのですが、久しぶりに「落下する夕方」を読み直しました。 すると、初めて読んだ時にも感じた疑問が再浮上してきたので、この本を読まれたことのある方、ぜひご回答お願いしたく思います。 1. まず、題名の「落下する夕方」は一体内容のどの部分から付けられたのか。内容との関連性は?? 2. 中島さん(47歳)と華子家族との関わりについて。経済援助等をなぜ行っているのかなど、不明な点が多すぎるような気がします。また、華子の葬式で中島さんが挨拶を行っている点から言っても、華子家族との関係をもう少し理解できれば…と思います。 3. 華子が自殺した直接の原因が分かりません。本来、自殺には直接的な原因は存在せず、さまざまな理由が絡み合っているとしても、華子が自殺するのは、あまりにも唐突すぎるような気がしました。 以上のような疑問についてコメントいただければ嬉しいです。 また、私の疑問への回答ではなくても、落下する夕方を読まれた方の感想も大歓迎です。 よろしくお願いします。

  • 小説の中に登場した本を知りたい

    江國香織さんの小説「神様のボート」の中に、主人公が恋人から送られた「黄色い背表紙の文庫本」が出てきます。 その本の内容についてはほんの一行『「これからは頭は帽子をかぶるためだけに使うんだ」と主人公が言うところまでくると、いつも悲しくなってしまう』、という記述だけなのですが・・・ この人の作品の中に出てくる場所や音楽、小説はみな実在するものばかりなのでこの本もまた、どなたかが書かれた本なのだろうと思います。が、さすがに情報が少なすぎて調べようがありません。 もしこの一文に覚えがある方、いらっしゃいましたら教えていただけるととても嬉しいです。 よろしくお願いします!