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天然記念物

昨今、生態系のあれこれ騒がれていますが、 狩猟などによって減少した朱鷺などは、理解できるとして、 千葉の鯛の浦の鯛のように、日蓮上人の生誕の地云々の理由の場合、 減っても居ないのに、保護したのですから、当然今は大量生息地ですよね。 こういった場合、生態系に影響があるはずですが、どう思われます? また、 文化の変化によって、変化していく生態系を戻そうとしているのは、 言わば、不自然だと感じる方は居ないのでしょうか? ちなみに、バスが繁殖して日本古来の魚が減っていくのは納得が行きません。 天敵であるはずの人間が釣っても食べないで戻してしまっては、 増えるだけ… バスの退治も少々しないと、他の魚が気の毒だと思うのですが…? 一度に沢山の質問ですが、皆さんのご意見聞かせてください。

  • dira
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  • noribou11
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回答No.1

生物を研究しているものです。 生態系において重要なことは生息数よりも遺伝子座という 生物の多様性なんです。正式には集団遺伝学というものなんですが これを考えないで、ただ数が多いからと言って間引いてしまうと 近親配偶がおきてさまざまな障害となります。 ちなみに保護動物だから生息数を抑制してはいけないわけでは ありません。実際にニホンジカなどは遺伝子分布を調査の上、 計画的に間引くようです。(そこの研究室の学生は鹿の糞を 集めるために山を駆け回る過酷な実験が待っているんですよ) 外来種の駆除についてはすでに始っていますよ。対象は バスとブルーギルなんですが、この辺は微妙なところです。 昔の環境に戻そうにもザリガニやタニシ、ニジマスにいたるまで 日本の河川は外来種の宝庫ですが、ザリガニは既に日本での永住権を 得ている感じもするし、どこまでを昔の日本の環境と考えるのか 難しいところですね。まあ、私の考えとしては保護区を選定して、 その場所に関しては徹底的に外来種を排除する方がいいと思いますよ。 外来種に関しては魚よりもアライグマの方が深刻ですね。 なんせ相手はほ乳類。これを殲滅させようとすれば、まず、動物保護団体が だまっていません。かと言ってアライグマの被害は無視できないですしね。

dira
質問者

お礼

そう言えば、私の子供の頃にはアメリカ・ザリガニって、もういましたね。 なかなか、大変なお仕事ですが今後も自然環境のため頑張ってください。 しかし、アライグマの被害があったとは…いやぁ、知りませんでした。

その他の回答 (2)

回答No.3

> 文化の変化によって、変化していく生態系を戻そうとしているのは、 > 言わば、不自然だと感じる方は居ないのでしょうか? 柏書房から出ている、「環境教育がわかる事典」(〔財〕日本生態系協会=編著)に書かれていました。 「過去2億年の脊椎動物の絶滅する速度は、年間で約0.9種なのに対し、今では年間でなんと約4万種(13分間に1種が絶滅していることになる)と国連では推計している。  比類のない速度で野生生物が地球上から姿を消していることに加え、さらに特筆すべきことがある。  かつて地球上には三葉虫や恐竜など数多くの生物が登場し、そして絶滅してきた。しかし、それは何万年、何億年の年月をかけて種としての寿命を全うした絶滅である。  これに対し、今、世界各地では、これから何万年、何億年と生きるはずの生物が、私たち人間というたった1種の生物の活動が主な原因となって、100年から200年ほどで葬り去られているのである。  このすさまじい勢いで野生生物が絶滅している現象は、生命史でも未曾有の異常事態であると言える。」 こういうことですので、人間の身勝手で破壊してしまった生態系は元に戻す必要があると、私は思います。

dira
質問者

お礼

同感です。 ただ私の疑問は、「あれ?ここの鯛は捕っちゃいけないの?増えちゃうんじゃない?」なのです。 これって、結局は人間が生態系を壊していることにもなるのではないかなぁ?と思うのですが… しかし、都合の良い話ですよね、散々娯楽や金の為に殺してきて、「絶滅しそうだ!」「じゃぁ、もう捕っちゃ駄目だ!増やせ増やせ、保護して交配させろ!」って…これを人間がされるのだったら?と思うと、ぞっとします。 相手を連れてこられて、「さぁ!子供を作ってください」なんて、冗談じゃないです。 つくづく、人で良かったぁ。

  • hirakawa
  • ベストアンサー率27% (509/1821)
回答No.2

生態系については詳しく解りませんが、バスやギルが放流された沼や湖は鯉や鮒、鰻、どじょうなどがいなくなっていると聞きます。 バスやギルは、釣ったら食いましょう。美味しい魚です。 本来は食うために放流したのですから。

dira
質問者

お礼

そうですよね。 釣ったら、食べてあげましょう!! 食べない釣りは嫌いでございます。

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