解決済みの質問
先日、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の葬儀が行われました。それについて疑問が2つほどあります。
1.なぜ川口首相補佐官が参列したのか。
本来なら小泉首相が、やむを得ず渡欧できずとも外相か首相経験者が行くべきところ。なぜ議員でも閣僚でもない川口順子さんが選ばれたのでしょうか?理解に苦しんでいます。なぜ首相は行かなかったのでしょう。花見とか選挙演説とか皮肉にする要因はいくらでもありますが、冷静な見地からの回答をお願いします。
2.小泉首相に参列を進言した公人はいるのか。
1のような疑問を抱えた国会議員も少なからずおられたと思います。通常国会の会期中である今ですから、議事の中で首相に参列すべきと発言した議員がいてもおかしくない。しかしその進言を首相が拒否したとか、そもそも国会で参列するよう抗議したという報道が一切無い。葬儀前に、あくまで葬儀前に首相に参列を進言した議員・閣僚はおられたのでしょうか?
以上、時間がたつ程に情報が錯綜してくると思いますが、よろしくお願いします。
投稿日時 - 2005-04-10 23:53:12
あくまで想像なのですが、
1、について。
まず首相自身がカトリック教徒ではないという事が一つ。
それからキリスト教と日本社会の関係性の問題。
もちろん信者数の多い少ないという事もあるのでしょうが、
それは"歴史的な関係性"という言葉の中に包含されるだろうと思います。欧米では今も昔もキリスト教と政治・文化はきっても切れない関係であり、政治・文化とはキリスト教そのものと言っても良いくらいの時期もありました。今はそれほどでもないでしょうが、それでもかなり重要なウェイトを占めています。
日本では首相や大臣が靖国に行かないと、有権者の一部が反発したりしますが、
欧米・キリスト教国の国で、葬儀へ参列しなかったら「へ?」って感じになっちゃうでしょうね。
イスラム圏からも要人が弔問に訪れていますが、
歴史的な関係も深く、
イスラム教の中でも、キリストはコーランの中に預言者として登場し、キリスト教徒は経典の民として尊重され、更にローマ法王と宗教間対話を進めていた経緯がありますから、ある意味では当然なことでしょう。
ヨハネ=パウロ2世は露骨に親米的な人ではありませんでしたし。
それからとても個人的な感想で恐縮なんですが、
昭和天皇は"人間宣言"を出されていますが、
ちょっと前まで日本人にとって"神様"だったわけですから、
天皇陛下がバチカンに直接行ったりするのは
日本人の視点から見ても、ローマ=カトリック教会の視点から見ても少し違和感があるような気がします。
だから皇太子殿下が、「代理で」「東京のミサに」出席なされたのではないでしょうか?
2、についてですが、すみません。具体的な情報は何も持ってません。
ですがそういう事を言う人は少ないのでは?
と想像されます。
なぜなら首相自身がカトリック教徒だというわけでも無し、ローマカトリック教会との関係性から考えて、首相補佐官ぐらいで十分だという気がするからです。
逆に首相が行くことに異を唱える人もいるくらいでしょう。
おそらく外務省で慣例その他に従って決められたことだろうと思います。
投稿日時 - 2005-04-11 19:19:54
お礼
アドバイスありがとうございます。
徐々に事の整合性が見えてきました。閣僚の方々は弔事であっても政治的見地から冷静な判断をとったのだと解釈できるようになりました。
投稿日時 - 2005-04-12 00:10:17
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ベストアンサー以外の回答(8件中 1~5件目)
#5です^^;
韓国におけるキリスト教の話が出ているようなので、
一カトリック教徒として少し付け加えさせていただきたいと思います。
まず第一に韓国のキリスト教のメインは、プロテスタント系の中でも新興の純福音協会であり、カトリック派ではありません。
第2に、純福音協会は会員数において世界No.1だそうで、その組織力の強さから考えれば、キリスト教国と言ってもよさそうですが、その文化的背景や、韓国における宗教構成(仏教27%キリスト教24%)から、普通の意味での「キリスト教国」と言い切ってしまうのは無理があり、それは少し韓国のプロテスタント系の協会の組織力を強調した場合の言い方だと思います。
ご参考までに。
参考URL:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/korea/data.html
投稿日時 - 2005-04-20 12:46:25
お礼
アドバイスありがとうございます。
(^o^)
海外の話題について理解を深めるためにも外務省のサイトを時々覗いてみようと思います。
投稿日時 - 2005-04-24 20:22:52
1については、皆さん仰っている通り、日本はキリスト教と縁遠いからだと思います。首相が行ったら、間違いなく反対されます。
2についても、少なくとも官僚は反対するでしょう。弔問外交という話も無くはないと思いますが、何でもかんでも行けば良いという話ではないと思います。それに、日本の外交の強みとして、先進国でキリスト教と無関係であると言うことがあります。これは、かなり大きなメリットである事はおわかりだと思います。
韓国については、かなりの人がクリスチャンですし、統一協会などのようなキリスト教から派生した宗教なども含めると、実数はもっと多くなり、インテリ層にキリスト教が多い事を考えると、事実上キリスト教国といっても良いのではないかと思います。
投稿日時 - 2005-04-11 23:14:13
お礼
回答ありがとうございます。
日本の外交の強みを生かしきれることを期待します。また、同じ強みを持っているであろう中国本土とも仲良くしてほしい所です。
投稿日時 - 2005-04-12 00:28:31
川口は、「元外相が首相の代理で参列」ということになりますね。日本はそもそもキリスト教国でなく、カトリック信者は少ないので、このくらいの付き合いでちょうど良いのです。
(ちなみに、韓国はひじょうにカトリックが多い国であることは、別の人の回答の通りです。)
バチカンが日本に特に何か大事なことをしてくれているわけではありません。首相が葬儀に参列するとすれば、同盟国の米国かそれに準じた大国のトップの葬儀、あるいは近隣アジアの重要国(中・韓。東南アジアでも有名な元首なら?)の場合でしょう。また、外国の王室の冠婚葬祭には日本の皇族が出るところですが、バチカンと日本の皇族に親しい付き合いも無いし、日本の皇族は宗教上キリスト教と縁が無い。
国民感情としても、日本人にとってローマ教皇の死は、それほどの大ニュースとして扱われていませんよね?これに比べて欧米のメディアは、報道量が違います。キリスト教圏とそれ以外の差ということで、日本が無関心を責められるような話ではありません。
それに、外交の場合、相互主義が原則ですが、昭和天皇の大喪の礼や、小渕首相の葬儀の際も、ローマ教皇は日本に来ませんでしたね。
一方、今回、欧米や韓国のトップが、相互主義にこだわらず、バチカンの葬儀に行くのは、国内の多くのキリスト教徒(カトリック信者)を代表して、また、国内の信者向けに、という意味合いでしょう。
あと、多くの国の要人が集まる場に行くと、その場で首脳どうしの会談がついでにできるという副次的メリットはあり得ますが。
日本の外務省だって、前例や他の国の動きを注視してからどのレベルの代表を出すか決めている筈です。日本の外務省は、こういう儀礼的な面では大きなミスは少ないので、安心していていいと思いますよ。
投稿日時 - 2005-04-11 19:46:52
お礼
回答ありがとうございます。
ひとつ補足するなら、日本では法王の危篤から連日報道され、死去された3日は日曜日に関わらず朝からこのニュースで持ちきりでした。ただ、これで事の重大さを過剰に刷り込まれ、メディアリテラシーって奴に狂いが生じたかもしれません。
また報道量としては欧米と比べれば、それでもまだ格段に少ない方でしたね。
投稿日時 - 2005-04-12 00:21:09
単純に考えて、日本でのカトリック信者の数が少ないから、
川口さんでいいだろうと考えたのでしょう。
ちなみに韓国は、国民の25%がクリスチャンです。
カトリックの割合がどれくらいかまでは情報がありませんが、
それなりの数はいるでしょう。
弔問外交の重要性は認識していますが、小泉首相が最大限
重視している郵政民営化の実現がなるかどうかのこの
重要な時期に、それを蹴飛ばしてバチカンに出かける
ほどの外交問題はありません。
中国や韓国の問題が気になりますが、あれはバチカンに
出かけて解決するような問題ではないです。
私も、もう少し格上の人物(そういえば、皇室関係者で
誰か出席しているのだろうか?)が葬儀に参列しても
いいのではないかと思いますが、小泉首相が出かけない
ことについては、間違った選択ではないと思います。
投稿日時 - 2005-04-11 14:33:37
補足
葬儀に参列した日本人は川口さん一人です。
皇太子殿下は東京での追悼ミサに天皇陛下の代理として出席されました。
投稿日時 - 2005-04-11 17:29:44
お礼
回答ありがとうございます。
1の首相が参列しない理由については理解できてきました。内閣からのコメントが乏しすぎる故、全く分からなかった所がようやくスッキリしてきました。
投稿日時 - 2005-04-11 17:39:20