• 締切済み

社名はブランドネームを統一すべき?

社名とブランドネームを統一すべきでしょうか? 社名とブランド名が違うことで販売戦略などが中途半端になるのでしょうか? 本など、記事など御意見をお聞かせください。

みんなの回答

  • hirowaki
  • ベストアンサー率53% (8/15)
回答No.5

ブランド管理は、ものすごく単純化して言えば、 1.よい評判を維持・発展しつつ(あるいはそれを狙って立ち上げて)どこまでその評判のかさの下に入れていくか(入れていけるのか) 2.そのことによって想定されるリスクの管理 これだけです。 特に、ブランドを様々なレベルにわけて考えるのは、多くの場合リスク管理だと捉えていいでしょう(相当に乱暴な言い方ですが)。 つまり、すべてのプロダクトブランドをコーポレートブランドと同一とすれば、一部の商品の欠陥がコーポレートブランドを傷つける可能性があるわけです。 逆に、分離しているのであれば、商品の好評価を企業の評価につなげていきにくいということになります。 では、どちらを優先すべきなのかといえば、一方がもうい一方にどの様にプラスマイナスの影響を及ぼす可能性があるのかということを冷静にシミュレーションしてみる必要があります。 言い出すとキリがないのでこのへんで。 ...ただ、現在は分離しているのですよね? なら、プロダクトブランド体系の整理の方が、大抵の企業の場合先だと思いますよ。 そちらの状況がわからないですけど。 例えば、商品種別が複雑な企業の場合、よくあるのは、企業の顔にしたい一連の商品群のファミリーブランドネームとコーポレートネームを合わせていくというやり方です。

  • chien
  • ベストアンサー率59% (72/121)
回答No.4

 「松下」ブランドについては、それほど詳しくありませんが、「松下電器」と「松下電工」の両社と別々に仕事をしたことが有ります。その時の印象を交えてお答えします。  まず、「松下電器」ですが、ナショナル/パナソニックの両ブランドを全面に出しています。とくに海外で、ナショナル/パナソニックで「松下」は使用していません。国内では、白物家電など生活電気器具をナショナル、AV機器をパナソニックとして展開しています。  また、「松下電工」ですが、もともとは松下電器の配電事業をしていたのを社内的な問題で分社化させられ、その後、住宅や生活家電などで頑張ってきました。ここでは、ナショナルを全面に出していますが、パナソニックは全く使用していません。また、海外の向上などでは「松下」を大切にしています。  この両社の違いは、両社の反目が根にありそうです。つまり、松下幸之助という親に依怙贔屓され、兄弟が別々にされ、兄弟喧嘩が起こったようにもので、その兄弟それぞれの思いで、家名争い(ブランド戦略)をしていることに大きな問題があります。  したがって、他の一般企業とは比較できない事例です。  他の類似例では、「日産」と「ダットサン」でもありました。欧米向けに「ダットサン」という社名とブランドを作ったのですが、後に世界戦略をしようと「ニッサン」に統一しようとしたものの、大変に苦労したそうです。いまでも「ダットサン」ファンがいて、販売会社や顧客でも「ニッサン」ではダメだと言われることがあるようです。  逆に「アシックス」などは、「オニツカ」など関西圏のシューズ・メーカー3社が協力して、新会社・新ブランドを立ち上げ成功した例です。  つまり、会社設立時に、しっかりした企業理念などがひつような理由がこうした事例でも分かると思います。

  • chien
  • ベストアンサー率59% (72/121)
回答No.3

 ブランドについての基本を押さえましょう。  まず、会社名と商品名を統一するか区別するかの問題ですが、クルマで言えば「ベンツと言う会社はベンツという商品を製造販売しています」、「トヨタという会社は、多種の商品名を持ったクルマを扱っています」。  この差について言えば、企業名=商品名は、固有の特徴を有した商品を、固有の特性を持った対象に訴求する場合に適用されます。また、企業名×商品名は、多種多様な商品を、多種多様な対象に訴求する場合に適用されます。  したがって、販売戦略上での課題によって企業名と商品名を区分けするのではなく、企業理念や商品開発上において、論議され決定されることです。  また、企業名と企業通称とが異なる企業もあります。「松下 ナショナル パナソニック」が良い例です。これは企業グループとして「松下」を統括する名称が必要であったり、海外戦略上での課題を克服するために、と様々な理由でこのようになっています。こうした企業名が複雑な場合でも、個別商品の商品開発や販売戦略に抜本的な支障をきたすことはありません。  最後に「社名とブランド名が違うことで販売戦略などが中途半端になる」ことは、あり得ません。その商品ごとに対象/顧客を明確に把握していれば、問題ありません。汚名となった社名「三菱自動車」でも、新戦略で新車「エアトレック」は高い評価で販売も順調です。  もし「社名とブランドネームを統一」を考えるならば、企業理念、商品開発、企業リスク、販売ターゲットなどを思考することが先決です。「統一・不統一」によって販売戦略が左右されたり、中途半端にはなり ません。

maki-11
質問者

補足

お返事有難うございます。 とても興味深い内容で有難うございます。 さて、松下の例においてお聞きしたいことがあります。 米国でパナソニックが松下ブランドで有ることを知っている人は少ないのが現状です。また他社の家電業者であるSONY、HITACHI、SHARP、SANYOと製品ブランドと社名は一緒であります。これに対し松下には2つのブランドがある。AV(音響・映像)機器などのパナソニックと白物家電は「ナショナル」である。米国では、ナショナルとパナソニックが違う会社名であると思っている消費者は多いと思われます。 尚、国内でも松下製品のブランドすべてが「ナショナル」と勘違いしてる消費者が多いのが現状です。特に年配の消費者にはAV機器の「パナソニック」はなじみが薄いです。「ナショナルのテレビを下さい」と言われる消費者も多いです。 従って、松下ではナショナル=パナソニックのブランドが消費者に販売戦略として有効に活用されていないのでは?と感じるのです。 ご見解下さい。

  • orimoto
  • ベストアンサー率32% (130/406)
回答No.2

ソニーに見るように、いろいろの商品を異なるブランドで売るなら、別になります。それでも「ソニー」ブランドを大切にしています。 しかし日本移動体通信網株式会社をNTTドコモ株式会社に変えたように、最近は、社名とコーポレート・ブランドを一致させる傾向にはありますから、1種類の、カテゴリーブランドなら、それをコーポレート・ブランドにして、社名にもしてしまう方が、イメージが統一され、強力になります。 商品イメージ、コーポレート・イメージが分散されないようにすることが、最新のマーケティング理論の教えるところです。

  • ykkw_2001
  • ベストアンサー率26% (267/1014)
回答No.1

業種、規模によるでしょう。 大企業では、販売ルートを複数持つ場合があるので、複数のブランドがあってもいいと思います。

関連するQ&A

  • ブランド名と社名で社名の方が流通している例は?

    ブランド名と社名が異なっており、ブランド名の方が流通している例はありますか? 過去の例になってしまいますが パナソニック・ナショナル : 松下電器産業株式会社 ユニクロ : 株式会社ファーストリテイリング などのような例です。 ブランド名が商品名になっていない例が望ましいです。(ウォークマン、VAIOなどは商品名になっていますね) できるだけメジャーな例があればよいのですが、なかなか思いつきません。

  • ブランドは複数もつべき?

    ブランド戦略について勉強しています。 そこで質問があるのですが・・・ なぜ企業は複数のブランドを持つのでしょうか? リスク回避や他市場への進出以外で何か理由はあるのでしょうか? また、インターブランド社のブランドランキングには、GOOGLEやナイキのように、ブランドを統一している企業が多くランクインしていますが、統一されたブランドの方が競争優位なのでしょうか?

  • ブランド戦略とブランド採用戦略の違いについて

    ブランド戦略とブランド採用戦略の違いについて教えて下さい。 ブランド戦略は、(1)カテゴリの類似性、(2)ブランド名の新規性によって分類し、ライン拡張、ブランド拡張、マルチブランド、新ブランドの4つの戦略があると記述されています。 一方で、ブランド採用戦略は、(1)市場の類似性、(2)製品ライン間の類似性によって分類し、ファミリーブランド、ブランド+グレード、ダブルブランド、個別ブランド、(分割ファミリーブランド)の5つの戦略があるとされています。 そして、各々について同一のブランド名を採用すべきかの指標があります。 ブランド戦略の(1)カテゴリの類似性が市場の類似性を意味するとすると、ブランド戦略とブランド採用戦略の差異が分かりません。 ブランド戦略が上位概念、ブランド採用戦略が下位概念だとするネットの記述もあったのですが、そのあたりについてご教示頂けないでしょうか? ご回答よろしくお願い致します。

  • ブランド名・愛称名が正式社名に変更になった会社

    TDK(東京電気化学工業) 東芝(東京芝浦電気) 京セラ(京都セラミック) YKK(吉田工業) オムロン(立石電気) これらの会社はいずれも正式社名ではなかったブランド名・愛称が世論や市場に定着して、その後正式社名となったものですが、このような会社(愛称・ブランド名が正式社名に変更になった例)は他にどのようなものがあるでしょうか。 但し世間一般に幅広く知られているような有名な会社でお願いします。 無名の会社まで広げるとたくさん出てくると思うので。

  • ブランド力

    商品を売る時によく「ブランド力」をつけると売れると言いますが・・・このブランド力を売るための戦略としてどんなことがあげられるでしょうか? ※小さい会社での雑貨商品販売ですので広告的なことはできません(CMや芸能人を使うとか) 何かアドバイスをお願いします。

  • ブランドの一貫性

    ブランド戦略において、戦略的一貫性を保つことがブランドの信頼度を高めるために重要ですが、企業理念やブランドメッセージ、販売方法、コミュニケーションなど一貫させなくてはいけないものがたくさんあると思います。ブランドコミュニケーションに一貫性をもたせることについて、押さえておいたほうが良いポイントとか特に重要なことがあれば教えていただけないでしょうか。

  • 「御社名」の読み方を教えてください

    電話口で先方の会社名を尋ねる場合、「御社名」は「ごしゃめい」「おんしゃめい」どちらの読み方が正しいのでしょうか。 細かいことなんですが、とちらで尋ねるべきか社内で論争になっています・・。 「おんしゃ」は書き言葉なので口頭ではあまり使わない・・というのを聞いたことがあります。しかし「ごしゃめい」では「神社名」という意味になってしまう・・という意見も聞きます。両方とも正しいのでしょうか?? どなたか教えてください・・

  • ブランド名の読み方

    某英字新聞によると、香港でこの度《ブランド名発音ブック》なるものが出るらしいのです。内容は主に欧州のトップブランド(CANNELなど)の正しい読み方をCDつきで紹介する物だそうです。 この記事を、学校のある授業のレポートとして扱いたいのでご協力お願いします!! 今まで読めなかった、ブランド名(服のメーカーや車の名前など何でもOK)ってありますか? もし今回出版されるこの本のような本は日本には無いでしょうか??

  • スタイルを統一するには

    ライフスタイルとして必要な服と好みの服がかけ離れていて、結局どれも中途半端で、いつも服に困っています。 スタイルを統一するには、どこをどうすれば良いでしょうか? 今現在は無職ですが、会社員として働く場合のライフスタイルとその服装は、 【平日】仕事着になかなかお金を掛けられず、スーツを制服とみなし、中のカットソーのみ数着を着回す。 【土日】ほぼ子供の野球の応援で、トップスは夏ならTシャツ。冬ならニット。春秋はパーカーなど。ボトムはジーンズにスニーカーという動きやすい服装。ただし、本来はスカート派なため、お金を掛ける気になれず、なんとなく買ってみたという服がほとんど。 しかし最近は少しだけ好みがカジュアルに寄って来つつある。 【たまのお出掛け】本来はスカート派で、昔はフェミニン系が好みだったが、なかなか着られる機会もなく、だんだんカジュアルに寄って来つつある。 ブランドで言えば、まだ手の届くanySiSなどをたまに買うことがある。 ただし、なかなか着られる機会が無い物にお金を掛ける後ろめたさがあり、なかなか買えずにいて、何かあった時に慌てることが多い。 このバラバラで中途半端なスタイルをできるだけ統一し、どんな場面でも着回せるようにして行きたいと思っています。 しばらく服を買うブランドを固定して、キレイめカジュアルかフェミニンなトップスを少しずつ増やして行けば、どうにかまとまりが付くだろうかと漠然とは思っていますが、長い間服を買う余裕が無かったため、センスが退化したのか、どう収拾を付ければ良いか、さっぱりです。 どうかお知恵をお貸しくださいm(_ _)m 全くの余談です。 今通っている職業訓練にいる、いつも私好みのフェミニン系の服装の人が、ほぼあり合わせのTシャツにジーンズに、最近ならサンダルというスタイルの私に、いつも可愛くしてるねと褒めてくれて、嬉しくなりました♪ 最後に、無職である上に母子家庭なので、そんなにどんどんお金を掛けられる訳ではありません。 でもオシャレ心は取り戻したいと思っています。

  • 好きなブランド物

    皆さんそれぞれにお好きなブランド物ってありますよね? バッグに財布に小物などなど・・・、皆さんは好みのブランド物で統一する方ですか? それとも、違うブランドのものですか? また、好きなブランド物はいくつくらいお持ちですか? ・・・ちなみに私は、 バッグ→コーチ、財布→コーチ、携帯ストラップ→コーチ・・・と、かなりのコーチ好きです。 皆さんの意見を聞かせてください。

専門家に質問してみよう