• ベストアンサー

体積の変化について

「水が摂氏100度で蒸気になったとき、その体積は約1700倍に膨張する。」という記述を読んだのですが、なぜそうなるのでしょうか。 手持ちの資料で調べたところ「あらゆる気体は圧力を一定に保っておく限り、温度が摂氏で1度変化するごとに摂氏0度における体積の1/273だけ変化する」という記述は見つけたのですが、液体から気体に変わった場合はどうなるのかは見つけられませんでした。 きっと探し方が悪いと思うのですが、物理はど素人なのでどこを探していいのか、どんな本を見ていいのかもわからないのです。 どなたかご説明していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mtt
  • ベストアンサー率31% (416/1338)
回答No.1

普通、水1グラムは1mlですね。気体の状態方程式pV=(W/M)RTを使いp=1,M=水の分子量18、W=1(グラム)、R=0.082、T=273+100を代入するとV=1.699となります。 1mlから1.699lに体積が増えたので約1700倍ですよね。

aspirin
質問者

お礼

なるほど、そうやって出てきた数字なのですね。気体の状態方程式というのが正確に何を意味するのかはまだよくわからないのですが、今回はまずこれで解決です。本当にありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • wmaru
  • ベストアンサー率20% (2/10)
回答No.3

水や水蒸気は水分子の集まりです。分子と分子の間には分子間力(またはファンデルワールス力とも言います)と言う力が働いています。これはきわめて近い距離では強い反発力となり、これから遠ざかると弱い引力となる力です。水はこの力と水素結合という力で引き合い、そのせいでまとまっています。温度が上がると分子の運動が激しく、つまり分子の動く速さが大きくなると、引きつけあう力が効かなくなります。そして分子は他の分子に関係なく飛び回ります。その温度が水では100℃(1気圧)というわけです。 面白い例えをあげます 分子を公園にいる子供たちとします、水の状態ではみんな手をつないでいると思ってください。このとき子供はある程度の範囲に全員います。みんな自由に遊びたいという思いが強くなって(温度が上がって)くると、あるときみんな手を離して走り回り、かってに遊び始めます。こうなると子供は公園中に散らばってしまいます。 手持ちの資料で調べたそうですが、その記述はだいたいあっていると思いますが多少違います。理想気体(分子に体積がなく、分子間力もない気体、絶対零度でも気体)の場合はそれでよいのですが実在の気体は分子に体積も分子間力もあるので厳密にはそうなりません。実在気体は温度を下げていけば液体にも固体にもなります。

aspirin
質問者

お礼

公園の例はとってもわかりやすかったです。分子が遊びに熱中して(熱くなって)あちらこちらに散らばってしまうなんて考えると、ちょっと笑ってしまいますね。 理想気体と実在気体についてはこれから勉強してみます。どうもありがとうございました。

  • taka41
  • ベストアンサー率27% (3/11)
回答No.2

定性的な(性質について)話をしますと、 物の温度はふつう、物の分子の運動の大きさで決まります。 つまり、分子の運動が激しいと温度が高くなり、 運動が小さいと温度は低くなります(ちなみに分子の運動が 完全に止まってしまうと絶対零度(約-273℃)になり、 それ以上に温度が下がることはありません)。 ということですので、水が暖められて沸騰し気体になると 水分子の運動が激しくなります。 この時、液体の時に比べて分子が大きく動くきます。 したがって、ひとつの水分子が占める空間が大きくなるため体積が増えます。 ↓こんな感じです (●は水分子、矢印は運動の大きさ) (液体の時) (気体の時) ←●→ ←--●--→

aspirin
質問者

お礼

「ひとつの水分子が占める空間が大きくなるため体積が増えます。」というところを見て、なるほど!!と思いました。 また、前からなぜ温度の低いのには限界があるのだろう(絶対零度)と思っていたのですが、そのなぞも解けてしまいました。分子の動きが止まるから熱エネルギーが発生しなくなるということですね。こう考えると物理もちょっと面白い気がします。どうもありがとうございました。

関連するQ&A

  • 重力によって気体の体積が変化するのは何故?

    授業で気体の体積は温度・圧力以外にも重力によっても変化すると聞きました。 温度と圧力によって変化するのは理解できているのですが重力によって変化する理由がわかりません。 どうして重力によって気体の体積が変化するのか教えていただきたいです

  • 空気中の水蒸気の体積比

    乾燥空気中のそれぞれの気体の体積比は、文献等に明記されていますが、湿度のある空気における水蒸気の体積比率と他の気体に及ぼす体積比の変化はどうなるのか明記してある文献がみあたりません。 取敢えず、以下2点の条件における水蒸気の体積比と酸素の体積比をご教授下さい。 温度25度湿度50%の時と、温度60度湿度90%の時。 また、空気は温度が変化すると気体毎に膨張率が違うので、体積比率が微妙に変化すると思うのですが、間違いないでしょうか?

  • 気体の溶解状態と体積

    ヘンリーの法則に従い,一定量の液体にわずかに溶けている気体の 溶解状態は,溶媒分子のすきまで,大気中の気体と同じように自由にふるまっているのでしょうか。 また,ヘンリーの法則に従い,圧力をかけた場合でも溶解している気体の体積は変わりませんが,溶解している気体の体積とはその一定温度,一定圧力下の液体中で自由にふるまえる空間をいうのでしょうか。 教えて下さい。

  • 気体の相変化?

    この問題がよく分からなくて困ってます 取っ掛かりだけでもいいので教えていただけないでしょうか よろしくお願いします 150℃、0.04atmのヨウ素ガス1Lを等温圧縮した時に生じる相変化はどのようなもので、その時の圧力はいかほどか。 また、150℃、0.04atm、1Lの状態から一定体積のまま冷却した場合の相変化、およびその時の温度及び圧力はいかほどか。 ヨウ素ガスは理想気体として扱うものとし、ヨウ素の蒸気圧は以下の通りである。 気体時 lnP(atm)=(-8240/T)-2.51lnT+34.164 液体時 lnP(atm)=(-7381/T)-5.18lnT+47.83

  • 熱力学で

    定積変化の説明に、「気体の体積を一定に保ち、状態を変化させる過程を定積変化という。」と書いてあったのですが、この状態を変化させる過程というのは固定から液体にまたは液体から気体というのも状態変化と言うし、でもこれは定積変化というのは気体だけの話だから固定から液体にまたは液体から気体という状態変化とは関係ないのでしょうか? 後、定圧変化の説明で「気体の圧力を一定に保ち、状態を変化させる過程を定圧変化という。」と書いてあったのですが、「気体の圧力を一定に保ち」というのは「気体の圧力を変えない」ってことでしょうか?って事は気体の圧力が変わらなければ、気体の体積も変わらないってことでしょうか?なぜかと言いますと、ピストンの中の気体で考えますと、ピストンって押していくと、気体の体積が小さくなって気体のいる部屋が狭くなって気体の中の分子が押される前よりも容器中の壁にぶつかる回数が多くなるじゃないですか?それって気体の圧力が増しているって事ですよね? って事は体積が小さくなれば気体の圧力が増える、なら体積が変わらなければ、気体の圧力も変わらないってことにはならないでしょうか? そもそも気体の圧力と気体の体積、気体の温度などシャルルの法則やボイルの法則とかもあってごっちゃになっていて困っています。 シャルルの法則で質量一定で、気体の圧力一定と書いてあったのですが、それって定圧変化の事を言っているのでしょうか?

  • 気体の体積変化による仕事について

    圧力2.0×10^5(Pa)の気体が圧力を一定に保ちながら膨張し、体積が1.0×10^-3(m^3)だけ増加した。この時気体がした仕事は何Jか。 上の問題で、気体がする仕事W'=pΔVとかけることから、答えは2.0×10^5(Pa)・1.0×10^-3(m^3)=2.0×10^2(J)だそうです。 ここで、私は、気体の内部エネルギーU=(3/2)nRTと、nRT=PVから、U=(3/2)PVだと考えました。すると、元々の気体の体積をVoとして、気体の内部エネルギーの変化が、ΔU=(3/2)・2.0×10^5(Pa)・(Vo+1.0×10^-3-Vo)となり、これが仕事に等しいと考えましたが、答えが一致しません。 この考え方の何が違うのでしょうか

  • 温度と水の体積の関係が分からない!!

    環境問題の話にこんな言葉がありました。 「海面上昇の最大の理由は、海水の温度上昇による熱膨張である」 海水って、温度が上がると体積が増える(水面が上昇する)のでしょうか? 昔、学校で 「液体が沸点に達して、気体になると体積が増える」 のような感じで習った気がして仕方ありません・・ つまり、いくら温度があがっても液体であり続ける限り、体積は一定(水面も一定)という気がするのです。 むしろ、普段の台所の経験上からは、 「温度が上がれば上がるほど、お湯は気体になって逃げていき、液体の水面は下がる」という感じがして仕方ありません。 それとも熱膨張と気化とは全く別物なのでしょうか? どうか分かりやすく教えてください。 http://www.yasuienv.net/FraudTruthSLevel.htm

  • 等温変化で圧力が減る意味がわかりません。

    ピストン内の気体を温めて等温変化させます。 等温になるようにピストンの体積は増やしていきます。 状態方程式で、温度が一定で、体積が増えると圧力の値が減ります。これがわかりません。 温度が同じということは圧力も同じというイメージです。なぜ圧力が減るのかわかりません。 式は理解できるけど感覚的にわかりません。 熱量を与えると物質の熱運動が活発になり圧力が増えますよね?でもそのときに体積も増やしてやると、温度が変わらず、熱運動も最初と同じくなり圧力も一定というかんじがします。 教科書には、等温変化のときの気体の圧力は体積に反比例するとなってます。これが感覚的にわかりません。 等温変化と等圧変化って同じような気がします。 温度と圧力って比例してますよね? そうするとこの2つの変化の違いがいまいちわかりません。 詳しい方わかりやすくよろしくお願いします。

  • 水蒸気の温度による体積変化

    水蒸気の体積変化の式はなんとなく理解しているつもりですが、温度変化の考え方が分かりません。 このときの温度は媒体(水・水蒸気)の温度でしょうか?それとも雰囲気温度でしょうか? 100度の室温にて30度の水を200度の水蒸気にする場合と、200度の室温にて30度水を200度の水蒸気にする場合で、体積の変化率は変わるのでしょか?

  • 飽和蒸気圧と物質の状態

    例えば、温度が60℃に保たれた体積一定の密閉容器に水が入っているとします。 気体なのか、液体なのか、または両方共存するのかは分かりません。 ここで、すべて気体であると仮定して求めた容器内の圧力が、 水の飽和蒸気圧より大きいとき、気体と液体が共存し、 水の飽和蒸気圧以下のとき、気体のみである と私の持っている参考書に書かれているのですが、これがなぜなのか全く分かりません。 分かりやすく解説していただけないでしょうか??