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大学教員になるには?言語学です。

私はMARCHの文学部で言語学専攻の三年です。 とりあえず就活をしてはいるのですが、大学院への進学は入学当初から考えておりまして、興味があります。やはり大学の教員になりたい。 でも、なれるのかどうか不安です。狭き門なのはわかっていますが、非常勤講師も採用は厳しいのでしょうか。また専任はどうなのでしょうか。 どういったプロセスでなるものなのでしょか。そして実際に大学教員はどういったことをするのでしょうか。研究ばかりなのでしょうか。 また何をすればなれるのでしょうか。博士課程への進学はどんなもんなのでしょうか。 志望する気持ちだけはあるものの、何をすれば良いのかわからない状態です。 どんな些細なことでも良いので、よろしくお願いします。

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  • sillywalk
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回答No.2

言語学と言ってもいろいろな領域があるので一概には言えません。比較言語学、史的言語学のようなフィロロジー系のもの、認知言語学、統語論のような理論系のもの、それに応用系のものであれば言語教育、言語政策、神経言語学、コンピュータ言語学など様々です。 率直に言って、フィロロジーや理論系の言語学は直接的な実用性のない学問なので、マーケットは非常に狭いです。特に現在、大学では就職と結びつきやすい実用性の高い授業を提供しようとする傾向が強く、例えば新しく作られる学部や学科で言語学の専任を求めることはほぼないでしょう。もちろんこの分野では非常勤の需要もほとんどありません。仮にこちらの方面に進んでいこうというのであれば、できるだけ有力な研究者養成の大学院に進まれることを勧めます。言語学会の過去のプログラムを調べて、どのような大学院の院生が発表を多くしているか見れば大体分かりますが、基本的には旧帝大です。 応用系の言語学であれば、教育関係、特に英語教育、児童英語教育、バイリンガル研究などはマーケットが広がる可能性を持っています。また同じことを研究していても言語学ではなく英語学であれば英語の教員としてのポストが少しは広くなります。ただ、この分野に関しても最近は大学院が増えているので、競争は激しいです。やはりできるだけ有力な大学院に進まれる方がいいです。 有力な大学院というのは、結局人と情報が集まってきます。例えば普段の授業だけでなく、集中講義などで国内外の研究者がやってきたり、研究会や講演会が頻繁に行われて人的な交流の機会があります。このような中で学会の動向をつかんで知り合いを増やしていくことが将来役に立ちます。 今、できることとしては、大学の先生に相談してみる、月刊「言語」のバックナンバーをたくさん読む(大学院の入試問題も年に1回掲載されます)、興味のある研究会や学会に顔を出して世間で実際どのような研究が行われているかに触れる、自分がどういう分野の研究をしたいのか研究計画を考えてみる、基本的な文献などは時間をかけて読んでいく、といったところでしょうか。

denorin
質問者

お礼

ありがとうございます。とても参考になりました。 ちなみに第二言語習得を音韻論の観点から研究したいと思っております。 帝大ですか。ゼミの先生に相談してみます。 ありがとうございます!

その他の回答 (2)

回答No.3

理系の大学教員です. いちおう一般人ということにしていますが,言語学の非専門家という意味です. 大学院の定員が増えているので旧帝大であろうが大学院に入るのは昔に比べてとてもやさしいでしょう(進路の当てもないのに大学院に受け入れる教員はとても罪深いと思うのですが.) しかし, 博士号をとった後も大学に職があるとは限りません. 多分ないでしょう.職がなくて非常勤を掛け持ちして何とか暮らしている人がたくさんいます.そのような人の収入は非常に少ないです. 下記URLおよびそのリンク集をご覧ください. 職がない場合,予備校や高校の英語教員として生きていく覚悟を決めておくのがいいと思います. 

参考URL:
http://www.hijokin.org
denorin
質問者

お礼

実際の教員の方はやはり説得力がありますね。 ありがとうございます。 非常勤の掛け持ちで生活していくのは家族のことを考えると、やはり難しいものがあります。 う~ん。

noname#77343
noname#77343
回答No.1

理系の大学院出身者です。 まず、なる方法です。大学教員というのは学歴不問(ただし研究実績は問われます)なのですが、通常は大学院に進学し、博士課程までは進学するのが普通でしょう。(途中で職が見つかれば中退したりしますが)大学院では、学会誌に研究レポートを何報か出して実績をつくっておきます。 求人は大学で講座の新設や欠員が発生した場合に行われます。国公立大では公募されることが多くなってきましたが、私大ではまだまだ学閥が影響しているようですね。 (公募でも推薦教授等の力関係は大きく影響するそうですけど) しかし厳しい道だと思いますよ 1 (理系に比較して)博士号の取得が難しい。 2 (理系に比較して)大学教員になれなかったとしてそ  の他研究者への求人が少ない 3 学閥が影響する。 正直それなりに覚悟していく必要があると思います。 私の時代でも、文学部で大学院(博士)に行くのは食えなくなるの覚悟のうえ、みたいな言われかたしておりましたから。 ともかく教授に一度相談されてみてはいかがですか?

denorin
質問者

お礼

ありがとうございます。 厳しさがひしひしと伝わってきました。 ゼミの先生にも相談してみます。

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