ポリマーの透析について

このQ&Aのポイント
  • ポリマーの透析について水ではなく有機溶媒を使用したい場合、有機溶媒での透析方法がわかりません。有機溶媒にも適した透析膜があるようですが説明書には触れられていません。
  • 通常の水での透析では、水に浸して膜を処理し、サンプルを入れ、定期的に水を取り替えるという手順が簡単に書かれていますが、有機溶媒の場合はどのようにすればよいのかわかりません。
  • 有機溶媒を使用した透析を試みた際、膜がカサカサになりサンプルを入れる前に破損してしまいました。有機溶媒を用いた透析方法に詳しい方、教えてください。透析にはスペクトラ/ポア RC 透析用チューブを使用しています。
回答を見る
  • ベストアンサー

ポリマーの透析について

 ポリマーの透析をしたいのですが、水ではなく有機溶媒でやりたいと思っています。  一応、有機溶媒にも大丈夫という透析膜があるのでそれを使う予定なのですが、説明書と読んでも、水での透析のやり方は書いてあっても、有機溶媒での透析についてはなにも触れられてないんです(英語で書いてあるので見逃したのだろうか??)。  水の場合は使用する前に30分間水に浸して膜に含まれているセルロースを処理し、その後、そこに水に溶かしたサンプルをいれ、何時間に一度、水を取り替えるというかんじでわかり易くかいてあるのですが、、有機溶媒の場合はどうなんでしょうか?    水を有機溶媒に置き換えてやればいいと思って、使用する有機溶媒(クロホ)中に透析膜を浸しておいたんですが、なんか水のときと違って膜がカサカサします(水のときはぬるぬるしたはず…)。しかもカサカサしすぎてサンプルを入れる前にやぶけてしまい、なんか怖くなって今中断してます。    どなたか有機溶媒を用いた透析の仕方を知っているかたはいらっしゃいませんか??教えてください!!  ちなみにわたしが用いている透析膜はスペクトラ/ポア RC 透析用チューブです。よろしくお願いします。

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nopopon2
  • ベストアンサー率39% (13/33)
回答No.2

#1です。 水溶性ポリマーを有機溶媒に溶解して、お水で透析することで、水溶性低分子物質あるいは溶媒置換などに使用しています。 >有機溶媒で透析するときでも透析膜はまずはじめに水で浸すということでしょうか? そうしています。先に述べましたが、多少お水が残っていても、外液が水になじむ溶液でしたら、外液を何回か交換することで、お水や低分子物質は除けます。 >3番も一度水に浸してからDMSOに溶かしたサンプルを入れ、DMSOに浸したということですか?白くにごっちゃったりしないんですか?? そのとおりです。白くにごるというのが何をさしているのか不明ですが、確かにお水が若干残った透析膜にDMSO溶液を入れた際に、多少にごることはあります。でもDMSOに溶解するポリマーでしたら、外液もDMSOであればそのうちきれいに溶けます。

chachanelmo
質問者

お礼

 お返事ありがとうございます!!!  なるほど、水で浸して(ポア7の場合ははじめから浸してあるようですね)から使うということですね!! 有機溶媒の場合は使用する有機溶媒ではじめから浸すのだとばかり思っていました、実際試してみたら水の透析のときみたいにうまくいかなかったのですが。  さっそく試してみようと思います!!!ありがとうございました!!!

その他の回答 (1)

  • nopopon2
  • ベストアンサー率39% (13/33)
回答No.1

スペクトラ/ポア7 RC はよく利用しています。 ポア7は前処理が必要なく、すぐに使用できます。 下記のパターンでの経験はあります。 1 内液:アセトニトリル 外液:水 2 内液:DMAc 外液:水 3 内液:DMSO 外液:DMSO いずれのケースも透析膜は、水で浸して指でチューブ内の水を切る程度で、サンプル溶液をプラ製のピペットでいれます。(パスツールは膜破損の危険有) アセトニトリルは膜が硬くなった記憶がありますが、チューブの奥底にピペットで溶液をすばやく入れて、すぐに、クリップしてました。 お水になじむ溶媒でしたら、透析中に完全にぬけるでしょう。 3の場合は、膜が硬くなりにくかったので、可能なら溶媒を代えて試してください。 クロロホルムも溶媒耐性がありますので、気をつけて行えばうまくできるとは思いますが。 あとは、スペクトラで棒状のタイプもありますので、そちらも探してみてください

chachanelmo
質問者

補足

内液と外液とで違う溶媒を使うことができるんですか!!?知りませんでした! 質問なんですが、そうすると、、有機溶媒で透析するときでも透析膜はまずはじめに水で浸すということでしょうか?1,2番は内液か外液に水を用いているのでわかるのですが、3番も一度水に浸してからDMSOに溶かしたサンプルを入れ、DMSOに浸したということですか?白くにごっちゃったりしないんですか??

関連するQ&A

  • 透析膜による分離

    水溶性の高分子Aと水に溶け難い高分子Bが混在している水溶液を水で透析し,高分子Aを除去したいのですが,どのような透析膜で行なえばよいでしょうか? 今,手元にある透析膜はセルロースチューブの24Åサイズのものです。除去したい高分子Aの分子量は推定で3000から5000ぐらいです。 他にいい透析膜がございましたら,メーカー等教えてください。よろしくお願いします。

  • 有機溶媒でも使える限外ろ過

    ポリマーを有機溶媒に溶解して、限外ろ過により低分子物質を除去したいのですが、有機溶媒でも使える限外ろ過膜あるいは限外ろ過装置はありますでしょうか? 有機溶媒としては100%アセトニトリル、DMFあたりを考えており、最悪水との50%混合でもかまいません。 調べては見たのですが、膜の材質は大丈夫でも、装置全体としては、装置関連に用いられている材料あるいは接着剤等が有機溶媒に耐えられないようで探しておりま。

  • メンブランフィルター

    メンブランフィルター=限外ろ過膜でしょうか?また、素材としてはPTFE、セルロース系以外にありますか?PTFEは主に有機溶剤系(水は通さない?)、セルロースは水系に使用するのですか?

  • 無機塩の除き方

    分子量500~1000までの水溶性有機化合物の水溶液から無機塩(硫酸ナトリウム,塩化ナトリウム,リン酸ナトリウム)を除きたいのですが,良い方法が見つかりません.有機溶媒(DMSO,DMF,ジオキサン,エタノール)には溶けません.水とメタノール,フォルムアミドぐらいです.透析膜(MWCO:500と1000)で試しましたが,500では透析されず,1000では全て出てしまいました.何か良い方法をご存じの方教えてください.

  • 有機膜の表面から氷を除去したい

    有機の膜の表面から氷を除去することを考えています。 水などの溶媒には浸けたくありません。 超音波を使って氷を除去することを考えているのですが可能でしょうか? なにかアイデアがあれば教えてください。 よろしくお願いします。

  • FETについて

    最近有機FETの作製を試みているのですが、 有機半導体に有機溶媒で可溶な物を使用して スピンコートで塗布後、その際に電極が 覆われます。このような場合は、その同じ有機溶媒で 電極を出してやればいいのでしょうか?またリード線 を先にエポキシ等で付けてからの方がいいのでしょうか? ゲート絶縁膜も同じ考えでよろしいでしょうか? また、論文等に溶液でwt%と書かれたものがあるのですが、 これは重量%濃度と調べたのですがいまいちピンと来ません。有機溶媒(クロロホルム等)で簡単な計算例があると助かります。 質問多数ですが、よろしくお願いします。

  • クロロフィル定量のための機器

    クロロフィルを定量するためにジメチルホルムアミドかアセトンで土壌から抽出し、分光光度計(吸光度計)で連続測定しようと思います。しかし、手持ちの機器では、サンプル液を吸い上げてセル内に送り込むチューブが有機溶媒に耐えられません。耐えられるチューブシステムを持つ機器をおしえていただけませんか? よろしくお願いいたします。

  • 有機溶媒での抽出法

    水に溶解している物質を有機溶媒で抽出する時、少量の有機溶媒で数回行なう方が効率がよいと習いました。 水-有機溶媒間の分配係数が0.5とし、水1L中に溶けている10gの物質を有機溶媒1Lで抽出する時、1L×1回、0.25L×4回の場合それぞれの総抽出量を求めたいのですが、どのようにすればよいのでしょうか?できれば詳しくお願いします。

  • 水と有機溶媒の吸光度の違いについて

    水に有機溶媒を混合すると、吸光度が変化するのはなぜですか? 水に水以外の物質を混合しているのですから、吸光度が変化するのは当然のことだと思います。 しかし、大学のレポートで「水に有機溶媒を混合すると吸光度が変化する理由は?」と先生に指摘され、いろいろ調べてみたのですがまったく答えが出ず、質問させていただきました。 ちなみに、私が使用している有機溶媒はメタノールです。 なるべく詳しい回答、よろしくお願いします。

  • 布地のキシレン及び水による濡れ

    興味本位の質問です。 a.綿の布地とか、紙(純粋なセルロースとします)に有機溶剤(キシレン)を染み込ませてから、水の中に入れて手で揉み下す。 b.同じくセルロースに水を染み込ませてからキシレン中で揉み下す。 a、bではセルロース表面にはキシレンが吸着するのでしょうか、水が吸着するのでしょうか?またそれを理論的に説明するならどう考えたら良いのでしょうか? セルロース界面とキシレンの界面自由エネルギー、キシレンと水の界面自由エネルギーの総和 セルロース界面と水の界面自由エネルギー、水とキシレンの界面自由エネルギーの総和 これらの大小関係が、水、キシレン、セルロースを含む系全体の自由エネルギーを決めて、上記の結果を説明できると考えて良いですか? それともaとbの場合で結果が違うとすれば、早い者勝ち(先にセルロースを濡らした方が表面に留まる)となるのでしょうか。そうであれば、先についた溶媒を押し退けてまで、系の安定化に拘らない、速度論的な感じですよね。押し退けるときのエネルギーの壁が高くて自由エネルギー最小化を室温下では行えないという感じで。 それともキシレン、水間でのグルコースの分配係数に関連するのでしょうか? 揉み下すまでは実践していませんが、キシレンに濡れた布地上で水を振りかけると弾くのが観察される一方で、水に濡れた布地上でキシレンを振りかけると弾かずに染み込むのが見られました。となるとセルロース界面は有機溶剤と仲がよく、後者ではキシレンがセルロースに先に付いていた水を押し退けたということでしょうか?