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学位について

noribou11の回答

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  • noribou11
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回答No.3

再度の登場です。 学術というのは学問と技術、学芸のことであり研究そのものを 学術と呼びます。したがって、例え理学分野の論文だろうが 理学論文とは言わず、学術論文と言います。 博士というのは日本語で「ものしり」を指す言葉にもなっており お天気博士だの鉄道博士だの昆虫博士だの、いろいろあります。 これをテレビで放映しても別に経歴詐称にはならないですよね? 医者じゃないのに医師の肩書きは経歴詐称になるのに、博士号 をもっていなくても~博士と呼ばれるのは、日本語の意味に 「ものしりな人」があるからです。 そんなわけで、論文博士にしろ課程博士にしろ、学位としての 博士号を持つ人は正式には「学術博士」となるわけです。 だから博士(医学)だろうが博士(文学)だろうが学術博士 なんですねー。人によっては学術博士(理学)としている 方もいるようです。じゃあ、博士(学術)は?という疑問になります。 極端にいってしまえば、この場合の学術は「その他」という意味 になります。例えば下の方で教育学の専攻が学術博士とありましたが 教育学というのは主要な学問ではないので (こういうと語弊があるかもしれませんが、厳密には理科、数学は 理学であり、国語、社会、英語は文学なので) 博士(学術)かもしれません。たぶん私の予想では博士(教育学) だと思うんですが。 最近は専攻学科が多様化して、純粋に学問というよりは応用学、 実用学に近いものや、または元々博物館学的な学科だと(学術) が多いように思えます。ただ、大学によっては論文の内容により 純粋な学問的なものが認められると博士(理学)、(工学)や (文学)がもらえたりします。そういうわけで同じ学科の卒業生 でも博士(学術)と博士(理学)が存在するわけです。 だから博士(学術)は日本文化研究をやっているひともいれば 光科学やっている人もいるので、学術という専攻はないんですね。 もっとも博士(政策・マスメディア)よりは博士(学術)の方が うさんくさくないような気がしますが、この場合はより専攻に 添った論文を提出した学生は博士(政策・マスメディア)に なってしまうんですね。どちらにせよ、専攻名の表記は各機関に 一任されているので、大学によって名前の付け方や考え方が 違うので、なんとも言えませんが。

muscle1986
質問者

お礼

回答ありがとうございました。頭の中の霧がほぼ消えたようです。 博士(学術)というのは、言い方に語弊があるかもしれませんが、専門が特化できない分野とでも考えたら良いようですね。

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