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偏微分方程式(その3)

siegmundの回答

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  • siegmund
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回答No.1

最大の特徴は,u が x,t にバラバラに依存するのではなく, x-ct というかたまりの形で依存していることでしょう. つまり,tが増すに従って,x対uの関数のグラフの形は形を変えずに x軸の正の方向に速度cで動いてゆくことになります. ちょうど波動とと同じ事情で, 実際このuが波動方程式 (1)  (∂^2 u/∂t^2) = c^2(∂^2 u/∂x^2) を満たすことは明らかです. 今は,進行波のみですから(1)でなくて (2)  (∂u/∂t) = - c(∂u/∂x) を満たすといってもよい. あとは,グラフの形くらいですかね. z=x-ct として,ν>0 なら z → -∞ で u(z) → 1 z → ∞ で u(z) ~ 2c e^{-(c/ν)z} という滑らかな変化ですね. νの変化に対して? 簡単のため c>0 としておいて, νの正負で様子が違いますよね. νの正負はx対uのグラフを左右反転することになります. νがゼロに近いと,上の滑らかな変化がだんだんきつくなりますね. ν→ +0 では下の階段関数に移行します. ───┐    │    │    └─── ν→ -0 なら,上の左右反転. こんなところくらいでしょうか.

taropoo
質問者

お礼

ありがとうございます。 siegmundさんのご回答で十分だと思いますが、 (1)(2)でせっかくお付き合いいただいたのでblue_monkeyさんのお話もお聞きしたいのですが。

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