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大津皇子の…

neterukunの回答

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  • neterukun
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回答No.3

大津皇子の母は持統天皇の姉でありまた父は持統天皇の夫です。 また、この事件後持統天皇、彼女は即位しました。 彼女は父の天智天皇に似た自己(夫、天武天皇も)肯定他者否定という 性格だったといわれています。誰も逆らえない・・ そんななか、反逆者として処刑した大津皇子のことを 何らかの物語で残す、これもまた皇族、豪族が自分の命を ひいては一族の命を縮めることになりかねない・・さすがにそんなことはできなかったからだとおもいます。なぜならこのときは大津皇子以外にも 死罪ではないが刑罰を受けた人もいるからです。 大津皇子とのかかわりは生き抜く上で消したかったのが (つまり出世のために)本当ではないでしょうか。 またこの大津の反逆の背景には天皇という 一国の王の座がかかっています。 しかし、万葉集は違います、収められている和歌に 身分や差別などありません。天皇から農民まで老若男女問わず 収められているそういった広い範囲での和歌集なんです。 ここがその後の貴族が選者である和歌集と違う部分です。 大津は好かれていたのか広い範囲の身分の人に慕われていたと思われます。 だからこそ残った、そうおもうんです。「好きだったな」という 農民すべてを罰するわけにも行かないでしょうし、またそれができたとして 単なる魔女に持統天皇は映るだけでメリットもない。 持統天皇にしてはたしかに大津皇子をたたえる歌を詠まれることは 気分のいいことではなかったでしょう。でもそれこそ人の意であることを 理解しようとしたのかもしれません。

nakkol
質問者

お礼

遅くなってしまいゴメンナサイ(><) どうもありがとうございます!! もっと多くの作品に触れてみたいと思いました。 どうもありがとうございました☆

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