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蒸気圧について

mosazouの回答

  • mosazou
  • ベストアンサー率29% (16/54)
回答No.3

 空気には窒素や酸素など、様々な気体が含まれています。その中に、水蒸気も含まれています。結論を言ってしまえば、化学辞典での記述の中に「外圧を飽和蒸気圧以上に増すと・・・」とありますが、これを水蒸気のみに注目して言い換えると「空気中に含まれる気体のうち、水蒸気圧のみを飽和水蒸気圧以上に増すと・・・」となるわけです。  つまり混合気体の場合、成分気体のみの気圧で考えればよい(窒素や酸素の圧力は無視して考える)のです。混合気体である空気の成分「水蒸気」の圧力が飽和水蒸気圧以上に増すと水蒸気は水になり、逆に水蒸気圧が飽和水蒸気圧以下(水たまりの水の例では湿度100%の時以外はこの状態のはず)ならば、水たまりの水は延々と蒸発していきます。地球の空間は無限なので水蒸気は拡散していき、雨が激しく降っているとき以外に空気中の水蒸気圧が飽和水蒸気圧に達することはありません。  化学辞典の話では、外圧というと大気圧のように読みとられがちですが、大気圧は空気の成分すべての気圧、水たまりの飽和蒸気圧はあくまでも水のみの蒸気圧です。

noname#3166
質問者

お礼

ありがとうございました。大分わかってきたような気がしますが、まだ謎が多いです。 高校化学の教科書で「蒸気圧が外圧を少しでも上回ると液体は表面からだけでなく内部からも蒸発する。これを沸騰という。」とあるのですが、この外圧は大気圧のことですよね。ところで、なぜ大気圧が1気圧のとき、100度で水が沸騰するのでしょうか?大気中の水蒸気の圧力が飽和蒸気圧以下になった温度から水の蒸発は始まると思いますが、なぜ沸騰は100度なのでしょう?95度でも沸騰しそうなイメージがあるのですが。 良かったらぜひ教えてください。よろしくお願いします。

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