解決済みの質問
今、高校2年生に力学を教えていますが、運動量のイメージが湧かないと
いわれました。確かに、力とかエネルギーって、日常生活でも頻繁に
使う言葉ですし、イメージとしてわかりやすいようなのですが、
運動量はエネルギーとどう違うのかと聞かれてしまい、困っています。
もちろん、数学的な解析については教えてありますが。
そこで、力、運動量、エネルギーを卑近な例などで説明できないもので
しょうか。よろしければ、意見をお寄せ下さい。
ちなみに、教えている高校生は、いたって平均的な成績です。
投稿日時 - 2001-07-19 16:36:51
私が塾講師をやっていたときには、
全部、力士を例にとって教えました。
小錦は体重があるので、動かすのには力が必要で
体重が重いからその分だけ運動量が多く、
他の力士にぶつかるとその運動エネルギーが相手に掛かるので
相手は簡単に飛んでしまう。
でも、小兵が必死にぶつかれば、小錦といえども多少は動く
って、感じです。
投稿日時 - 2001-07-19 23:36:52
お礼
ありがとうございます!
さすが塾講師をやっていらしただけあって、とてもわかりやすいです!
これならわかってもらえるでしょう。僕も今までのモヤモヤがすっきり
晴れました(笑)
他の方の回答とともに、うまくまとめて説明してみますね。
投稿日時 - 2001-07-20 15:35:18
2人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています
ベストアンサー以外の回答(3件中 1~3件目)
あまり卑近すぎるのも考え物では?
●エネルギーがスカラー量、つまり大きさだけを持つのに対して、運動量(や力や速度)はベクトル量です。大きさと方向を持っている。
●保存則の違いも重要です。
完全弾性衝突の場合には、運動エネルギーも運動量も保存します。ところが、非弾性衝突の場合には、運動エネルギーは熱エネルギーなどに変化して一部失われるのに対し、運動量の方は保存されます。これは、熱運動(分子レベルでのランダムな運動)の平均運動量は(ベクトル量であるがゆえに)ゼロであるけれど、熱運動の平均エネルギー(つまり熱エネルギー)は(スカラー量であるがゆえに)0ではない、ということから説明できます。
無重力空間に静止している粘土の塊に、もう一つ同じ質量の粘土の塊を速度v(速度には方向と大きさがあることに注意)でぶつけた時、両者がくっついてひとかたまりになったとします。これが非弾性衝突の典型例ですね。運動量は保存し、くっついた塊の速度はv/2になります。このとき、運動エネルギーは衝突前の半分になっています。
投稿日時 - 2001-07-20 02:05:47
お礼
ありがとうございます。
確かに、力、運動量、エネルギーは力学の主要素であり、それは卑近な例で取り扱える
ほどやさしいものではないですよね。
物理が好きな生徒には、その辺りを説明してあげて、さらに力、運動量、エネルギーは
微分、積分でつながっているなんてことも説明してあげたいものです。
しかし、教える対象が物理のやや苦手な高校生だと、あまり難しいことを説明しても、
かえって物理が嫌いになってしまうだけなので、いかにして力、運動量、エネルギーを
教えてあげれば、物理の導入を理解してもらえるかがわからなかったのです。
質問の仕方があまりよくなかったことをお詫びします。
投稿日時 - 2001-07-20 15:47:41