解決済みの質問
制空権の意味についてはすでに回答があるようです。
領空の高度限界については、未だ確定していません。ただ慣習的に大気圏としている場合が多いのですが、これも明確にどこまで大気があるかとなると、かなりの高度まであるので、通常、宇宙といっているところまで含んでしまいます。一応、FAIは100kmから上を宇宙と読んでいますが、これもFAIが勝手に決めているだけのものに過ぎません。
宇宙条約では、衛星などの領有や、天然天体や宇宙空間に領有圏が及ばないこと。宇宙の軍事利用禁止などを規定しています。これによれば宇宙はどこの国にも属さないことになります。しかし領空との境目については、これも規定していません。
アメリカがかつて偵察衛星を打ち上げ始めた頃、ソ連が抗議したことがありました。しかし、ソ連も偵察衛星を打ち上げたので、次第に誰も言わなくなったのです。衛星は他国の上空をよけては通れないので、偵察衛星ではなくても通過せざるを得ないのです。条約とはこのような事実の積み重ねでできることが多いので、結局、人工衛星の軌道となる高度は領空の外としようと、暗黙の了解ができたようです。
先に述べたFAIの基準も、人工衛星の軌道の下限とほぼ同義です。
宇宙条約では、衛星の領有を打ち上げ国のものとしていますから、条約締約国の間では、衛星を攻撃することは平時であれば違法な敵対行為とされるでしょう。ただ北朝鮮は宇宙条約には締結していません。まあ、宇宙条約が慣習法化されているか、どうかという部分で争いもあるでしょうが、そうでないとすれば、単なる敵対行為でしょう。
ちなみに衛星を攻撃されても、軍艦のような領土の延長としての権限を認められているとはいえませんから、これを理由に、自衛権を行使するには少々無理があるでしょう。
投稿日時 - 2004-09-20 20:38:16
お礼
大変参考になりました。有り難うございました。
投稿日時 - 2004-09-21 13:35:05
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ベストアンサー以外の回答(3件中 1~3件目)
赤道下にある幾つかの国は「赤道上空の宇宙も我が領空であり、静止衛星を無段で駐めるのはけしからん」と主張しています(ボゴタ宣言)が、衛星の撃墜などの実効行為はできないため、宇宙クラブのみんなで無視しています。
彼らがSDIを手にしたときどうなるかは神のみぞ知る、です。
参考URL:http://www.jaxa.jp/jda/library/space-law/chapter_2/2-2-1-2_j.html
投稿日時 - 2004-09-21 04:17:18
お礼
有り難うございます。私も日本の領土上は、日本のものだと思っていました(笑)
投稿日時 - 2004-09-21 13:41:05