確率の基本的な考え方と公式について

このQ&Aのポイント
  • 確率についての基本的な考え方と公式について質問があります。
  • 具体的には、標本空間や排反、空事象、加法定理、余事象、乗法の定理について詳しく教えてください。
  • 以上の4つの質問について、詳しい回答をお待ちしています。
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確率について

毎度基本的なことで申し訳ないのですが質問させていただきます。 (1) まず、下の公式についてなのですが、 「事象Aの起こる確立をP(A)で表す。」 P(A) = 事象Aに含まれる要素の個数 / 標本空間Sに含まれる要素の個数 とあります。「標本空間」という語句は何をさしているのでしょうか? (2) 確率の基本性質に出てくる「排反」、「空事象」という語句の意味と、 加法定理の公式、 「事象AとBが排反であるとき」  P(A=B)=P(A)+P(B) の公式もいまいち分からないのです。特に左辺の(A=B)の意味は どう意味なのでしょうか? (3) 余事象とは何をさしているのでしょうか? (4) 乗法の定理の式で、AとBが従属の場合、 P(A∩B)=P(A)・Pa(B) の公式がよく分かりません。(特に(A∩B)のところ) 以上の4個です。 長くなってしまって申し訳ないのですが、どなたか教えてください。 よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • doroteasu
  • ベストアンサー率11% (4/34)
回答No.3

標本空間とは 例えば、1つのサイコロなら、1回振って出る目は 1~6の6通りですよね。 この6通りが標本空間です。 サイコロには「7」はありませんよね。 7の目が出ることはありませんから、「7の目が出る」という事象は 標本空間には入りません。 また、この場合、7が出ることは絶対ありませんから 「7の目が出る」という事象は空事象になります。 (2)ですが、またまたサイコロで、 P(A)を1が出る事象 P(B)を2が出る事象 としましょう。 このとき、AとBは排反です。 排反とは、事象AとBが同時に起こらないということです。 もし、P(B)を奇数がでる事象 とした場合、 サイコロを振って「1」が出たら 事象Aにも事象Bにもあてはまりますよね。 これでは排反ではないわけです。 A=Bの「=」の意味は私もちょっと忘れてしまいましたが 最初の P(A)を1が出る事象 P(B)を2が出る事象 としますと、 1/6 + 1/6 で 1/3 ですよね。 だから、P(A=B)は、 1か2が出る事象という意味になるわけです。 何で「=」なのか…私も何かの間違いだとは思いますが、 「=」ではなく「∪」だと思いたい。 「AまたはB」と覚えていただければ、と思います。 そしてこのとき サイコロを振って3~6のどれかが出た場合、 事象AにもBにもどちらにもあてはまりませんよね? この「3~6の目が出る」事象が余事象になるわけです。 (4)ですが 「A∩B」はAでもありBでもあるという意味です。 またまたサイコロで 事象Aを「1か2か3のどれか」が出る事象 事象Bを「1か3か5のどれか」が出る事象 とします。 このとき、「A∩B」は AでもありBでもあるわけですから 「1か3」がでる事象になります。 ここまでわかりますか? 右辺のP(A)は 「1か2か3のどれか」が出る事象ですから P(A)= 1/2 ですよね。 PA(B)はP(A)が起きたうえでのP(B)の 起きる確率ですから この場合ですと 「1か2か3」が出たときに それが「1か3か5」である場合の確率を言いますから 2/3 がPA(B)になります。 そして、P(A)・P(B)は 1/2 * 2/3 で 1/3 になります。 はじめに戻って 「A∩B」は「1か3」がでる事象ですから A∩Bは 1/3 ですよね。 これで、左辺=右辺になりました ちなみに、 AとBが「排反」でない場合は「従属」になります。 だから、AとBが「排反」でも「従属」でも無いということは ありえません。 もしわからなければ また、連絡ください ながながと失礼しました。

saruno
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございました。 数学はおくが深いです。文系なのですが、理系の方が面白いと思っています。 頑張って勉強してみます。

その他の回答 (3)

  • Gstav
  • ベストアンサー率33% (1/3)
回答No.4

確率だったら、このサイトをお勧めします。

参考URL:
http://www2.plala.or.jp/ryutaro/math/
saruno
質問者

お礼

ありがとうございます。一生懸命勉強します。

  • Polaris
  • ベストアンサー率20% (8/40)
回答No.2

例として、サイコロを考えてみましょうか。 (1) 標本空間というのはサイコロで言うと1から6までの目を指します。ですので、式に出てくる「標本空間Sに含まれる要素の個数」は6ですね。事象Aはたとえば偶数の目(2,4,6の3つ)とかで、このときはP(A)=3/6=1/2となります。 (2) 「奇数の目が出る」(例えば事象A)と「偶数の目が出る」(例えば事象B)としたとき、それぞれの事象は互いに「排反」である、などと言いますね。「空事象」はあまり聞かないですが、空集合φを意味すると考えると、マイナスの目が出るなどと言うことでしょう。ですので、式のP(A=B)はP(A+B)の誤植じゃないでしょうか。 (3) 標本空間のなかで事象Aでない部分を事象Aの余事象とか言いませんでしたでしょうか。集合ではAの上にバーを載せたりしますね。 (4) はよく分かりませんです、すみません。

saruno
質問者

お礼

ありがとうございます。それにしても誤植とは・・・・。 高い金出して買ったのに嫌ですねえ(怒)。

  • asagi
  • ベストアンサー率28% (11/39)
回答No.1

とりあえず、 余事象:   事象Aが起こらないことも1つの事象ですよね。   このことを余事象というのです。   つまり、全事象のうち、事象Aではない部分が余事象です。     Aの上に-が付いているやつ(エイバー)で表されます。   「ベン図」というものをご存知ですか?   それを見たほうが早いのですが...。 空事象:   確率では、決して起こらないことも1つの事象として考えます。   この、「決して起こらない」事象を空事象と言い、φで表します。 排反:   二つの事象A、Bがある場合、事象Aと事象Bが同時に起こる場合が空事象、   つまり、事象Aと事象Bが同時に起こらない場合、「これらの事象は互いに排   反である」と言います。 うーん...やっぱり、ベン図で説明した方が分かりやすいと思うんです。 教科書にベン図は載っていませんか? あれを見ると、結構意味が分かるんですが...。

saruno
質問者

お礼

どうもありがとうございました。 ベン図ですね。早速調べてみます。

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