mika-chocolaのプロフィール

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  • 登録日2012/04/06
  • 長崎の被爆者団体のがれき受け入れを拒否について

    ここにきてようやく震災がれきの国内広域処理が、 全国的な広がりを見せ始めています。 東京を先駆として、被災地から一番遠く離れた長崎市でも、 福島の痛みをともに分け合う形で、市と議会が、 がれきの受け入れに動きだそうとしたその矢先です。 それに水をさすかのように、長崎の被爆者団体が、 市長と市議会に急きょの面会を申し入れ、 原発事故による放射能汚染の危険性を理由に挙げ、 がれきはたいへん危険なもので、東北三県のみで処理すべきものだとして、 市としての受け入れ拒否を要求をしました。 私は長崎や広島の被爆者が過去に受けた、 そして今日もなお受け続けている肉体的精神的痛みや 醜い差別扱いの歴史などを考えるとき、 反戦や核兵器反対に対する彼らの主張には、 真摯に耳を傾けるべきだとは思います。 また言うまでもなく、がれき受け入れの是非は、 各自治体の住民(議会)の意志が尊重されるべきで、 受け入れ拒否を決めた自治体があるのは仕方のないことだと思います。 なにより受け入れをキャンペーン化したり、 自治体への圧力や踏み絵になるべきではないと知っています。 しかし今回の長崎の被爆者団体の受け入れ拒否の行動と動機は 正直なことを言えば、違和感を覚えました。 周知のように、被爆者団体の内実が単に圧力団体だとしても、 福島や東北の人たちがまさに現在うけている苦しみや疎外感は、 被爆者が受けてきたそれと重なる部分があると思ったからです。 被爆者団体がいつもながらの政治的発言力を笠に着て、 福島のがれき受け入れ拒否を市に要求するのですか? あえて問います。難しい経緯はあったにせよ、 それでも福島は、日本は、被爆者を受け入れてきたのではないですか?